家の中をきれいにして、新年を新しい気持ちで迎えるという「ならわし」です。
掃除をしようがしまいが、翌年いいことがあるかどうかなどまったく影響ないわけで、できることなら、せっかくの休みなのですから、ぐーたら生活を楽しみたいのですが、こういう考えは私だけのようで、思うようにはいきません。
さらに「大掃除」も共同作業なら、早く済むのですが、なぜか毎年共同作業のパートナーである妻が「脱落」してしまうのです。
ここ数年12月の29日くらいになると、妻はなぜか風邪をひいて寝込んでしまいます。
今朝も朝ごはんを食べたあと、汚れた食器を流しに放り込んだ直後こんなことを言い出しました。
「なんかだるいわ。首が痛いし、肩も痛いし、腰も痛いわー。風邪ひいかたも」
「またかいなあ」
「ちょっと寝るわ」
「そうか。そやったらわしもビデオでも見てゆっくりしよーかな」
「なにいうてんの。大掃除してもらわな。風呂とトイレは必須やで。あとは窓ガラス。
物置のガラクタも片付けてや」
「え〜、おまえ調子悪いんやったら、今年はやめへんか?」
「あかんあかん、
そんないい加減なことでは年越せまへん。
頼んまっせ」
なんと自分勝手な理屈でしょう。妻はさらにいくつかスーパーで買うものを私にメモをとらせて、さっさと寝てしまいました。
私は、命を懸けてではありませんが、それなりに大掃除をこなしました。
日頃の運動不足を解消するためにも、ちょうどいい運動になったような気がします。
夕食は「おでん」にしました。
「すじ」「たまご」など自分の好きな種を煮込みました。
行儀は悪いですが、注意をする人間もいませんし、迷惑をかける相手もいないので、テレビを見ながらひとりでゆっくり食事をしました。
気づいたときには、鍋の中の種をほとんど食べてしまったあとで、妻の分を確保しそこねたようです。
(こんなんしか残りませんでした)
そのうち「腹が減ったからなんか食べるものはないのか」と言いながら、ほんとに風邪を引いてるのかと疑いたくなるような元気さで現れるに違いありません。
この「おでん」で足りなければ、昼に食べた「たこ焼き」が二個残っているので、それを食わせてやろうと思います。
策略的な仮病ではないと思うのですが、こう毎年毎年定期的にダウンするのは、どうかと疑ってしまいます。
実は年末の風邪で伏せってしまうこの数日が「おせち」に影響するのですね。
