2006年06月03日

強迫焼肉症



妻は外出して終日家にはおりません。
晩飯はテキトーにという伝言ですので、どうしようかと考えていたところ、なんというタイミングの良さ、実家の両親から「焼肉」を食べに行かないかというお誘いの電話がありました。


焼肉は久しぶりです。
この前にいつ食べたか思い出せないくらい昔のことです。
ヤキニク、この言葉をつぶやいてみるだけで、こめかみの辺りがうずうずしてきます。
誘ってきたということは、当然「おごり」でしょう。
私はすぐさま、「行く行くすぐ行く」と返答しました。


06-06-03_17-56.jpg



ホンモンの焼肉です。
野菜も焼いてますが、こんなもん後回しです。
100年積もった恨みをここで晴らす!
大人げないですが、目の前でジューッと油を滴らせている肉の前には、
理性など木っ端微塵です。


「よめはん、どないしたん?」


「知らん」(肉食べんので忙しいねん、ほっといてんか、オカン!)


「知らんて、どこいってんねん」


「知らん、知らん」


「よめはん、晩ご飯どないすんねん」


「なんか食べるんちゃう」


「よめもよめやけど、オマエも冷たいなあ」


なんだかんだ言っておりますが、焼肉を食べている最中に交わされた会話は、これくらいで、ほとんどは肉を食べることに時間を費やしておりました。
父などは焼酎のお湯割りとキムチの相手しかしておらず、一言も話しませんでした。


予定通り代金は両親のおごりで、私は至福のひとときを「無料」で楽しむことが出来ました。
別れ際に母が言いました。


「よめはんによろしゅー」


オー、そうそう妻のことを思い出しました。
帰った時に妻がいたらどうしよう、なんと言い訳しよう。
まさか正直に「焼肉をたらふく食べてきました」なんて言ったら、どんな厳しい仕打ちを受けなければならないか。
それを考えただけで蒸し暑い夜なのに冷や汗が出てきました。
ビール飲んで顔が赤いし、服も息も焼肉臭いし、ばればれです。


(そや、走って帰ろ!)
汗かいてアルコール飛ばして、家に着いたら「運動してきたんや」とか言っていきなりシャワー浴びたらごまかせる。
名案です。



・・・家に着いたら、まだ妻は帰っていませんでした。

息が切れて、少し気持ち悪くなりました。





posted by ガスダスト at 20:35 | Comment(9) | TrackBack(0) | 日記

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