2005年11月30日

どすこい「ちくわ鍋」


またもや「鍋」です。
連夜ではありませんが、ほぼレギュラー登場です。
昨夜は出張で帰りの新幹線の中で「歌舞伎弁当」を食べました。
一口かつ、しゅうまい、つくね、野菜の煮物など多種多様なオカズが十種類以上、オカズを選ぶ楽しみが詰まっておりました。食べていて幸せな気分になってしまったのですが、冷静になってみると自分が少しかわいそうになりました。


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今日の鍋は入っているものから判断すると「寄せ鍋」なのでしょうが、柱になる食材がありません。あえていえば「ちくわ」なのですが、これが鍋の「核」には一般的にはなりえないです。
「ちくわ鍋」は聞いたことありません。
世の中の誰も聞いたこともなく、当然食べたこともないでしょう。
当家が起源となります。
今日は記念すべき「ちくわなべ」0年です。(?)


ぱっと見、「ふた昔まえの弟子の少ない弱小相撲部屋のちゃんこ」です。


「これさあ、おまえ食べててなんも感じへんの?」


「なにが?」


「悲しいとか、淋しいとか、情けないとか」


「ご飯食べてるときは、感謝の気持ちと幸せな気持ち」


「とってもつつましい幸せやな」


「食べられるだけマシやでえ。世の中には貧しいてご飯も食べれへん子供がいっぱいおるんやでえ」


「そらわかってる。わかってるけどなあ、どうも話をすりかえてるような気がすんなあ」


「そんな邪まな考えもったらあかん。素直に受けとらな。いうてること間違うてへんやろ」


「間違ってはおらんがなあ」


「そやろ、そやろ」


「そやけどおまえ、料理の腕みがくより屁理屈で人を煙に巻く技をみがくほうが、早いし簡単やし、て思うてへんか」


「そんなあ、あんただまそうなんて大それたこと。ご飯おかわりは?」


「ほかのオカズが出るんやったらもらうわ」


「ほうれ、だまされてへん」


「なんで自慢すんねん」


多分心の深いところでは「なめて」ますね。








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2005年11月28日

トリのみ



「ただいま〜。きょうも『かに』?」


「え〜、ちゃう」


「なんでえ?」


「めんどうやったで」


正直はいいことです、とほめてあげるようなことではないですよね。
でてきたのは、これです。


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「めんどう」の具合が極端です。何事も中庸が大切なのですが、どうも極端から極端へ走る傾向が強いです。いい具合というのがわからないようです。
野菜もなんにもありません。鶏のみです。
もうちょっとなんとかならないのですか、といいたいところです。


「まあ、連夜の鍋のあとにこれがくると、ほっとするけど、この「ほっ」は悲しいという気持ちのほうが大きいねんで。わかってる?」


「このシンプルさを気に入ると予想してたんやけどなあ」


「そこまで純真ちゃうんやなあ」


「そう・・・」


「で、これ以外になんかでてくんの?」


「ん〜、そこまで甘あない」


「そんな威張るとこかあ!」



この間の会話が約5分で、この短い時間にご飯をいただきました。
オカズが少ないと会話の時間も短いです。

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2005年11月27日

かに・鍋・かに・鍋・無限ループ

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「この『かに』どないしたんや?」


「このあいだの残り。隠してあったんや」


「それで『かにすき』かいな」


「あかんか?寒なってきたし、鍋が一番やろ」


「鍋が一番簡単やろ。『簡単』が抜けてる」


「そんな『しっけいな』」


「ここ数週間『鍋』しか食べてへんような感じ!」


「冬は鍋が一番なんや」


「おまえしつこいなあ。負けるわ、ほんま」


「今日は手抜かんと『雑炊』までいきまっせ」


部屋にファンヒーターを入れるのとほぼ同時に「鍋」攻撃が始まります。
今日で何回目の攻撃かわかりませんが、この攻撃には勝つことが出来ません。
なんだかんだいって寒い時に鍋はぴったりですし、ご飯がすすみます。
「かに」を平らげ、野菜とさらえて、『雑炊』です。


「こら卵を煮すぎるなよ!ネギ用意しとかんか!」


「ほんまうるさいなあ、あんたは。自分でやって」


いつものパターンで結局は私がやることになり、つまりこの手の細かいことは妻も自分でやって私に文句を言われるのはあらかじめわかっているので、私にやらしてしまおうという魂胆があり、私も文句をいいつつも妻にやらすよりは自分でやったほうが納得いくので、要するに自分でつくりました。


「やっぱ、『かに』のだしがきいててうまいなあ」


「ほんとおいしいわ」


「かにすき」は「かに」も「野菜」も「だし」も“すべて”なくなりました。


「で、明日の晩は鍋ちゃうやろなあ。もうそろそろ休憩いれよ」


「『かに』まだあるねん」



「え〜、『かにチャーハン』にせえへんか」



「あんた作って!」
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2005年11月26日

永遠に続く秘伝の鍋



老舗の「うなぎや」は秘伝のタレを何十年も継ぎ足し継ぎ足して、その味をいまへ伝えているという話を良く聞きます。


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うちの晩ご飯には継ぎ足し継ぎ足しの
秘伝の「鍋」
が出てきます。
昨夜の豚肉がなくなり、きょうは「ちくわ」が入っています。
「ちくわ」です。
秘伝の「だし」が「ちくわ」にしみ込んで「うまい」といいたいのですが、もう「うまい」「まずい」を云々する段階ではありません。
「春菊」が赤ん坊の離乳食みたいになってます。

「かぼちゃ」に救いを求めて、白いご飯をいただきました。
ちなみに妻は夕方から出かけており、このような結果となったわけです。

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2005年11月24日

手を変え品を変え


「今日は粗食やけど」


と妻が言い訳をしつつ出してきたのはこれです。


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つまり昨日の「かにすき」の「かに」はすべてなくなってしまったのですが、スープや野菜は残っており「かに」の替わりに「豚肉」を入れて、またもや鍋にしたのです。
「粗食」というと見た目リッチではないが健康に良いというイメージが伝わる語感であり、またあくまで謙遜してますという態度が伝わってくる言い方ですが、今日の晩ご飯を粗食というのは当たっておらず、手抜き食ですね。今日のことはすぐ忘れようと思います。


(謙遜せんと反省せー!)

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2005年11月23日

カニくいねえ!



やっぱり鍋です。
具材を鍋に放り込んで、だしを入れて煮込めばOKなので手間がかかりません。
妻は鍋が得意ですから、これからの季節頻繁に登場します。
鍋をおいしくする、人に真似できない技を持っているわけではありません。
簡単なのでメニューに取り上げるのが得意ということです。

今シーズン2回目の鍋は「かにの入った煮込み」です。
世の中には「かにすき」というものがあるそうですが、食べたことありません。
妻はこれを「かにすき」といっておりますが、私は怪しいと思います。


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「かにすき〜? それってすき焼きの『かに』バージョンのことやと思うけど、これはそんな高級感がまったく感じられんでえ」


「『かに』なんて年に何回見る? 『かに』入ってるだけで、一足早い正月気分やで。ありがたくいただき!」


「この『かに』どないしたんや? 」


「これは城崎の有名なお店からの『お取り寄せ』や。○○さんに教えてももうたんや」


「高いんちゃうか?」


「ほら高いでえ〜」


「よう金があったな」


「そんなんあんたのボーナス当てにしたカード払いやんか。決まってるやろ」


「はあ、決まってるやろて、そやったらこの『かに』はわしのもんやんけ。それをいきなり『かにすき』にしやがって、まず茹でて熱々を出さんかい。それとか焼くとかやな、こんな『かに』の旨みが『だし』になってまうもんは最後や!」


「そんなに量あらへん。半分あげたし」


「あげた?あげたて『フライ』か?」


「あほっ、○○さんにおすそ分けしたという意味」


「アホはおまえや。
なんで人に『かに』やんねん! 
わしの『かに』取り戻して来い!
おまえは他人にええ顔しすぎや。
もっと身内を大事にせえ


久々に興奮してしまいました。
私がしゃべりまくっているあいだに、妻はかなりの量の「かに」を消費していました。


「こらこらおまえ食いすぎ! 
身内のこと考えんかあ!」

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2005年11月22日

お帰り、タマ

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「ただいま〜」


「おかえり〜」


「きょうはサンマか」


「サンマだけちゃうよ。厚揚げと大根の煮物、ポテトサラダ」


「つけたしみたいなもんやな。器が小さい。あまりもんをならべた感じ」


「小さく上品にレイアウトしてみました」


「そんならもう少しバリエーションがほしいな。上品というより貧相やで。サンマしか目にはいらへんわ」


「なんと言われようが、これ以上はでないんで。早う食べてんか」


なんかサザエさんにでてくるネコの「タマ」の晩ご飯みたいです。
5分ほどでいただいてしまいました。
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2005年11月21日

昨日も、今日も、そして明日も。


■昨日のこと


ここ最近妻は晩ご飯を作っていません。
仕事とか風邪をひいたとかさまざまな理由で私が作ったり外食をしたりで妻の手料理は食卓に上がっていません。
昨日も仕事ということで晩ご飯どきに妻はいませんでした。
夕方出かける時には、
「冷蔵庫に餃子の材料入ってるから、よろしゅう」
とメニューまで指定していきました。


このようなわけで昨夜の晩ご飯は私手作りの餃子です。
もう一品は「ブロッコリーの炒め物」です。
軽く塩茹でし、ごま油としょう油そして黒酢で味付けしました。


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いうまでもなくおいしかったです。
30個作って20個食べ、10個を妻に残しておきました。
帰ってきてから、食べていましたが、
「あんた、餃子つくんのうまいなあー」
と今後の食事制作担当回数を私に多く割り当てようという魂胆みえみえのお世辞を言っておりました。
ほめられて悪い気はしませんが、私はしかられて成長するタイプではなく、おだてられて伸びるタイプなので、今後晩ご飯を作る回数が増える可能性大です。


■今日のこと


「ただいま〜」


「おかえり〜」


今日はご飯が準備されていました。
日々少しずつ気温が下がり、冬が近づいてきています。
寒くなってくると登場するのが「鍋」です。
いろんな食材を一度に楽しめ、体もあったまり、そして鍋は「これだけで十分オカズでーす」という存在感があり、つくるほうはかなり楽なメニューです。
今日の鍋は名前はよくわかりませんが、鍋に入っているので鍋です。
だしは中華風(中華だしがつかってあるからに過ぎませんが)、具は見たことのあるというか私の手による「モノ」が使われていました。


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「この鍋、入ってる具がニラ、白菜、肉団子・・・なんか餃子との共通項が多いような。この肉団子は、・・・餃子の具の味!」


「あんた餃子の具のあまったん、冷蔵庫いれといてくれたやん」


「鍋に入れろという命令は出してへんで」


「ほんなもん、丸めたら肉団子や。使いまっせ」


「なにえらそうにいうてんねん。一日間をおくとかさあ、直接的やなあ。一日たったらそれなりに新鮮やけど。口入れたら味おんなじやん」


「鍋と餃子同じわけあらへん!」


「ためしに目つむって食べてみい」


「・・・ん?」


「どや?」


「なんというか、まるで煮込みすぎて皮がはがれた水餃子やな」


「ほ〜れ」


まだ餃子の具は残っているのでしょうか。冷蔵庫を確認しなければ、と思いました。
残っていれば明日は「ハンバーグ」になるかもしれません。
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2005年11月19日

やる気なし食欲あり




妻は風邪をひいたようです。
「ようです」というのは本人が申告しているだけで傍目には普段と変わりないのでほんとうかどうかわかりません。
さらに怪しいのは夕方になってもまったく晩ご飯を作り始める気配がなく、この経済的苦境のなかにいながら、自分から外食しようと提案するからです。
要するに晩ご飯を作るのが面倒くさいからでしょう。


近所の和風ファミリーレストランへ行きました。
妻は「天丼とうどんのセット」となぜか「ぎょうざ」、私は「牡蠣フライ定食」を頼みました。


「おまえ、どこの調子がわるいねん?健康そのものに見えるで」


「ちょっと熱っぽいねん。体がだるーて」


「食欲はおちてへんな」


「栄養たっぷりとって早う寝やんと治らんから」


「栄養とりすぎや」


「ぎょうざ食べる?」


「一個しか残ってへんがな」


「もう一皿頼もか?ついでに温かいお酒も・・」


明らかに仮病です。




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挽回!オニオンコロッケ


昨日、妻は外出しており帰ってくるのは夜遅くなりました。
朝のうちに妻は私の晩ご飯を作ってから出かけました。
経済的な理由から私を野放しにして外食させることは選択肢にはなかったようです。私として積極的に外で食べて帰りたかったのですが。


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メニューは
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大根の煮物
オニオンコロッケ×二個
----
です。


「大根の煮物」はかなりの「年月」をかけて煮込み続けており、毎日欠かさず食卓に出現するオカズです。
晩ご飯どきになると火にかけ、一定量を食べると残りは次の日の夜まで放置されます。
そのあいだにドンドン味がしみこんでいきます。
食べるごとに味が濃くなります。
今日の段階では、「大根の煮物」というより「大根ゼリー」みたいでした。
こんなに煮込んでいるのに、まだ大根の形が残っているのが不思議です。
妻が最初につくった量が半端ではなかったのでいつまでたってもなくなりません。
セブの圧力鍋の四分の三くらいありました。大根何本分でしょうか。
一時に大量に作れば効率的ですが、消費するのは私と妻しかいないわけですから、このように毎日同じオカズを食べることになり結局飽きるのですから、「効率」と「嗜好」の関係はよく考えたほうがいいと忠告してやろうと思います。

もう一品の「オニオンコロッケ」は妻の手作りです。
たまねぎのみじん切りと鶏のミンチが入っています。
これは片手で数えられるくらいしかない妻が「得意」とし「食べられる」というか人に安心して食べさせることができる手料理です。まあどっかの洋食屋で食べるメンチカツと比べればはるか足元にもおよびませんが、
「肉野菜味噌痛め・・炒め」に比べればイケます。


褒めてやろうと思うときに限って目の前にいません。
今日の晩ご飯後、この気持ちが後悔へ変わらないよう祈ります。
期待薄です。



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2005年11月17日

これ以上、ム・リ・ム・リ



昨日の今日のことですから、猛反省の結果を私が喜ぶかたちにして現してくれると信じておりましたが、まだまだ私は甘いようです。
今日のオカズは「肉野菜味噌炒め」「ちくわと白菜の煮物」「大根の煮物」ですが、このメニューをここ2週間くらいのあいだに何度も書いたような気がします。


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妻の精一杯の努力がこれなのか、それとも昨日は昨日、私が怒り狂おうが嘆き悲しもうが今日はこれでオーケー、割り切っています「私」、ということなのか。どっちかというと後者でしょうが、ここまで人の顔色をうかがおうとしない態度には恐れ入ります。


「なんかあ?」


「いや別に?デジャヴのような」


「なにそれ?」


「前にも同じようなレイアウトで同じオカズが並んでたような気がするんやけど」


「気がするんやのうて、それは事実ちゃうか」


「なんか疑問とか感じやんの?」


「なんでえ」


「アッ新しいオカズやとかエッこんなん食べたことないとか、驚きがあったほうがええと思わんか。食べる楽しみがとっても少ない感じ。代わり映えせんし、昨日の仕打ちのあとでこれではなあ」


「あんたさあ、これ以上のもの求められても困るわ。限界・・


限界、ですか。ちょっと到達するのが早すぎませんかね。
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2005年11月16日

油・断・大・敵。敵は妻


中年サラリーマンは、ことあるごとに部下に突き上げられ上司にへこまされ、人のへまの尻拭いをし自分のへまを取り繕い、あちこちで終始頭を下げているわけでストレスの重さに腰の曲がる思いで、会社という労働対価として賃金をくれる牢獄で働いております。そんな私のストレスをやわらげてくれる場所は家庭であります。
ゆったりと風呂に入ったり、寝転んでテレビを見たり、ボーっと新聞を読んだりするだけで、心に平安が戻ってくるのです。
その中でもひと際効果があるのが、家に帰ってほっとして夕食をとることです。
いつものテーブルで晩ご飯を食べると、明日もひょっとしたらがんばれるかも?という意欲の切れ端が芽生えてくるのです。
なのになのに・・・。

久しぶりにやってくれました。なめてますね。
ここしばらくのあいだ一定レベルの晩ご飯をキープしていたのにちょっと油断するとこれです。


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「なんや〜これ〜」


「ごめんごめん」


「心がこもってへん。言い方が軽すぎ」


「ご飯炊かな、オカズ作らな、て思てたらあんたが帰ってきたんで」


「帰ってきたらあかんのか。遠慮せんと、豪勢な晩ご飯、帰ってきてから作ったらええやんかあ」


「買いモン行かなあかんと思ってたらあんた帰ってきたから」


「なんやそれ、なんもあらへんってことやん」


「ごめんごめん」


「顔笑てんで」


「ごめんごめん」


「おまえはどうしたん?」


「えっ、ラーメンと餃子食べてきた」


「コメントなしや」


このミカンはなんやねん。
心安らかな時はまだまだ訪れず、です。

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2005年11月15日

ものは言いよう「ちくわ+白菜」



「ただいま」


「おかえり」


「ご飯は?」


「準備できてますよ」


「ちゃんとあっためてねえ」


「気にいらんのやったら自分でやってえ」


「はいはい」


「はいは一回でよろし。『はいはい』ていうと人を馬鹿にしてるように聞こえます!」


「暖かい料理を出してもらわんと、馬鹿にされてるような気がするでえ」


きょうのオカズは、
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肉野菜味噌炒め
白菜とちくわの煮たもの
冷奴
------------------
です。


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肉野菜味噌炒めは、猫舌の妻の好みなのか、手を抜いているのか、面倒くさかったのか、火入れが足りず生暖かかったので、あらためて自分でレンジに入れ再加熱しました。
これは作業としては簡単で短時間で済み、疲れて帰ってきても負担が少なくて済みますので、言い争いをして自分の主張が通るまで意地を張るより、適当に折れてスイッチ入れるほうがはるかに楽です。
もう一品のオカズの白菜とちくわという食材の組み合わせは昨夜と同じです。卵がとじてあるかないかの違いです。
これについても「きんのとちょっとちゃうだけやんけ」といったところで、「うなぎ」に変身するわけもなく、時間の無駄なのでとやかく口に出すことはしませんでした。
同じ素材を連日のオカズに使う場合、妻は若干手を加えたり調理方法を変えたりという見え透いた手を使います。
しかし調理方法に「巧み」がないため、まったく違うオカズであるという印象を与えることはできません。
この法則にのっとると、明日は豚肉と野菜を使った別のオカズが出てきますが、味付けが味噌からしょう油に変わるくらいでしょう。
こんなことを考えながら、「ちくわと白菜」を食べていました。
何かいいたそうな顔を私がしていたのかもしれませんが、妻がそんな表情を読み取っていいました。


「ワンソース・マルチユースや、それ」


「はあ?なにいうてんねん」


「同じ材料で違う料理をつくる、という意味。テクニックやな」


「はあ?」


(どこでおぼえてくんねん!)
posted by ガスダスト at 22:44 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

2005年11月14日

けなして、ほめて、損をして。



「ただいま」


「おかえり〜」


「今日ははやかったね」


「遅うまで仕事、やっとれませんわ。晩ご飯はなにかな?」


「月曜から飛ばしましたでえ」


今晩のオカズはこれです。
------
さばのしょう油煮
里芋とイカの煮物
なんかようわからん卵とじ
湯葉のなんとか
ご飯は「やずや」の五穀米の試供品をいれたもの
------


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「この卵とじはなにかな?」


「ちくわと白菜が入ってます」


「素直な疑問やけど。いや文句やのうてやな。なんで『ちくわ』と『白菜』なわけ?」


「冷蔵庫にあったから」


「ん〜ん。料理の完成度は求めんのかなあ」


「そんなん、ええやん、テキトーで。おいしいよ」


「え〜、で、この湯葉はどうなってんの?」


「どうなってんのって、どういう意味?」


「なんか柚子の味がするけど、湯葉意外に卵っぽいぐにゃとしたものはなに?」


「多分卵」


「ダブル卵とじかい。卵何個分や?一日一個が限度やで。 なんやこのさば、骨多いなあ。あー面倒くさ。里芋ちょっと冷たいでえ、あっためといてよ。ちくわは歯ごたえあるけど、白菜ぐにゃぐにゃやん。だしがちょっと辛いな。・・・そやけどオカズの種類は多いし、まあまあいけますね、ね」


「ちょっとあんた、最後の気持ち悪いフォーローはなにィ。なんかたくらんでるやろ」


「えっ?なんでえ」


「こずかいかいな?」


「うっ」


「ほんまあんたわかっとらんな。人の持ち上げ方間違うてるで。最初から最後までほめやな。そんな回りくどいこと、通じますかいな。人その気にさせるにはな、ほめてほめてほめな」


「わかったわかった。明日そうするわ。そやから、ええやろ?」


「あかんあかん。このあいだの中華で散在したし」


「それはオマエが・・・」


「あかんあかんあかんあかんあかん」


「なんかいもいうな。交渉の余地を残せよ」


「何度でもいいます。あかんあかんあかん」


「ほめたるがな。『やずや』の五穀米うまいやん。いけるでこれ、ほんま」


「ケンカうってんのかあ、あんた」


いえいえついほんとうの感想をもらしただけです。


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2005年11月12日

人を無力化する天才

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本日の夕食は外食になりました。
妻も夕方近くに帰宅し晩ご飯の準備をするのは明らかに面倒くさそうでしたし、私も気まぐれなので今日は「料理したいなあという気分」ではなかったので、お互い意見がまとまりました。
出かけたのは近所のこじゃれた中華料理店です。
店員の女の子は教育が行き届いており丁寧で気持ちよい応対をしてくれました。
何を食べようかメニューを見ながら相談しておりましたが、妻はコース料理を、私は単品のオーダーを主張しました。
コース料理というのは、どうも店側の勝手な都合を押し付けられているような気がして好きになれないです。


「コースていくら?」


「3,000円、5,000円、8,000円、10,000円!運命の別れ道」


「古いなあ、オマエ。で、いくらまでいけるの?」


「3,000円ですね」


「最低ラインか、きびいしいなあ。その中身は?」


メニューには具体的な内容が書かれていないので、妻が持って生まれたずうずしさを発揮しストレートに質問しました。


「おねえさん、3,000円でどんなおいしいモンがでてくんの?」


テーブル脇におとなしく控えていた店員の女の子が、妙な猫なで声で教えてくれました。


「3,000円のコースは、前菜と3品、チャーハンが最後で、デザートが付きます」


「その3品て何?」


「アンコウのから揚げ、豚肉のうすぎりに辛いソースをかけたもの、イカのマヨネーズ和えでございます」


「アンコウのから揚げてなにい?」


「アンコウは魚でございまして・・・」


「どこで採れんの?」


「さあ、それは・・・」


妻は本人にとってはまったく普通なのですが、周りから見ると嫌味がかなり入ったしつこさで女の子を責めています。私は妻の言動には気づかない振りをしてメニューを検討しておりました。


「そうかあ、二人で6,000円。メニューによるとだいたい単品料理が一品1,000円くらいということは6品は頼める。コースやと1,2,3・・・デザート入れて6種か。ほぼ同じやね。そうなるとやな、問題は量やな」


「やっぱ、コースのほうが多いんちゃうかな。おねんちゃんどう?」


(おねえちゃんて、いきなりどうよ)


「コース料理はオリジナルでございまして、量を比べることはできかねますが・・」


我慢強いです。この子は。若いのにしっかりしてます。


「単品で頼むとすると何頼むの、あんた?」


「酢豚やろ、カシューナッツと鶏の炒めモンやろ、えびマヨやろ」


「ちょっとあんた、それ Cock Do(クックドゥー)でできるもんばっかやん。せっかくやからさ日頃たべられんモン食べようや。アンコウとかさあ。ここの料理長って有名なホテルで修行したらしいよ。変わったもんでもうまいんちゃうか」


「まあ、そらそや。そやったオリジナル料理のコースにしよか。3,000円の」


「そやね。おねえちゃん。コースにするわ。3,000円やけどサービスしといて」


店員の女の子は明らかに安心したような表情を見せました。
オーダーまでにこれだけ時間がかかっていては、客の回転も遅くなってしまい売り上げに響くと恐れていたのではないでしょうか。
ここまでにジャスミンティーのポットが空になってしまいました。


「あっ、おねえちゃん。料理の前にお茶ちょーだい」


その後料理は順調に運ばれてきて、デザートの「杏仁豆腐」まで行き着いたところで妻が首をひねりました。


「ちょっと量がすくないなあ。あんた、どう?」


「そやなあ、いまひとつ満足できんかな」


「なんか頼もか?ちょっとおねえちゃん。メニューかしてんか」


私たちのテーブル担当の女の子がプロ根性で無理やり搾り出したような、少しイヤイヤが見える「笑顔」を浮かべてやってきました。


「あんた何がええ?」


「そやなあ・・・」


「このバンバンジーのサラダ、量どれくらい?」


おっなんと「前菜」に逆戻りしてしまいました。
店員の女の子が少しよろけたように見えましたが、錯覚でしょうか。
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2005年11月11日

一晩で二食おいしい・・・?


「ただいま〜」


「ただいま〜」


返答なしです。

食卓には「出かけてきます」というメモが残っておりました。
晩ご飯は並んでいなかったので、キッチン周りを捜索すると鍋に「ぶり大根」、ラップをかけた皿に「肉(少なめ)野菜(多め)炒め(全体に量少なめ)」がありましたので、「ぶり大根」はガスレンジで暖め直し、「肉野菜炒め」は電子レンジで加熱していただきました。


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「肉野菜炒め」はセロリが入っています。
よくよく考えると、私がセロリサラダとかセロリの一夜漬けを作るために、短期間で消費可能な量を超えて購入したために、日々その姿を現すのだと気づきました。
ですが、以前私が買ってこなかった頃にも、セロリは登場していましたからこればかりが理由ではないのでしょう。私には理解できないわけがあるに違いありません。

いいたいのは何でもかんでもセロリを入れるのはやめてほしいですね。
(何度いったかわかりません。直接文句を言った回数は数えるほど少ないですがね)
食材それぞれに持ち味が映えるステージがありますから、少しは考えてほしいものです。

「ぶり大根」は入っている魚が果たして「ぶり」なのどうか自信がありません。「ぶり」にしては身がやわらかすぎます。若干の疑問を除けば、まあまあ普通の味です。
ただ大根に十字に入れた隠し包丁が深すぎて、箸で持ち上げると自然に4分割されます。
珍しい大根です。

食事を終わってしばらくして妻が帰ってきました。


「ただいま〜」


「おかえり〜」


「どこ行ってたん?」


「友達んとこへ届け物。あれ?ご飯・・・」


「そこらへんにあったモン食べたよ」


「なんや、我慢のきかん人やなあ。気はやいなあ。せっかくお寿司買ってきたのにィ」


「はあ?わかるかあ、そんなこと。メモ書いとけや。『お寿司待っててね』とか。『出かけてきます』だけで、寿司まで読み取れるか!」


「どーする、この寿司?」


「あほ、食べるに決まっとる」


「そんな食べすぎちゃうか。太るでえ」


「ほなどうすんねん」


「冷蔵庫入れといて明日食べるか」


「硬なってまずいがな」


「そやなあ・・・そやったら私が食べよか」


「それはおかしいね。誰のための寿司かよう考え!」


結局、握り一人前を妻2:私8の割合でいただきました。
寿司の前に何を食べたかは忘れました。





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2005年11月10日

寿司も干物も魚系

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おいしいカマスの干物です。
肉厚で塩がきいています。
ちょっと辛いですが、ご飯がすすみます。

ですが、オカズはこれだけです。


「ごめん、ごめん、○○さんと回転寿司いってたから」


「お土産にトロとかイカとか詰めてこんかいな」


「いつ帰ってくるかわからんし」


「遅う帰ってきても、寿司が悪くなるほど遅いわけないやろ」


「きょうは○○さんのおごりやったし」


「おまえが買うたらええねん。わしの分までおごってもらう気か。関係ないやんけ」


「そらそうやけどねえ」


「食うのに忙しいて気ィまわらんだってことやね」


「まあ、そのとおりかな」


「ん?そやけどさあ、そやったらわしの晩ご飯のオカズなんにするつもりやったん?」


「これや」


「けっきょくのところ、寿司があろうとなかろうとオカズはこれだけか?」


「寿司があればなあ」


「ないもんいうても仕方ないわな」


「油揚げはあるけど」


「どうせいちゅうねん」


魚系のオカズは久しぶりなのでおいしくいただきました。
寿司もいいですけど回転寿司じゃねえ。そんなにうらやましくもありません(クソッ!)。


posted by ガスダスト at 22:41 | Comment(6) | TrackBack(3) | 日記

2005年11月09日

理解しあえないセロリの苦味



「ただいま〜」


「おかえり。今日は早いねえ」


「たまにはね」


「晩ご飯食べる?」


「はいはい」


今日の晩ご飯はこれです。


F1010064.jpg


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ドライカレー
鶏肉のしょう油煮
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いろいろといいたいことはあります。


「まったく進歩がないなあ」


「さっそく文句かいな」


「あのさあ、投げやりっぽいねん」


「投げやりてなんですか、まあ聞きましょ」


「まずセロリやけど。おまえなんかセロリと関係あるんか?」


「どーゆー意味?」


「使用頻度が高すぎ。あんまりにも容易に同じ材料を使いすぎ。ドライカレーにも入ってるし、この鶏肉のしたのも敷いてあるやん。なんでもかんでも同じもんを使うのは間違いやで。あうあわんもあるし、歯ざわりとかさあ、同じになるねん。カレーも鶏も食べて最後に残る印象はセロリの味や」


「なんかそれが問題か?」


「それにさあ、今日はいつもと違うもんつくろかなあ、というチャレンジ精神があらへん。新しい味を求めやんか、ふつう?」


「ないわな。まずコストダウン、つぎが手間を省く、そして早く」


「トヨタで車作ってるみたいやな」


「通じるもんあるかもしれんね」


「わかりました。わかりました。やっぱ晩ご飯については理解しあえんちゅうこっちゃな。あきらめた。好きにしい!」


「ちっちゃいなあ」



(なにがちっちゃいねん!)



長く一緒に生活していても、それぞれの好みがあり、それぞれの考え方があり、あるところはいつのまにか似てきても、いつまでたっても理解し得ないところも残ってしまうのですね。理解し得ないところが小さければいいのですが、生活の根本にかかわる部分ですと、我慢しきれないというか、コノヤローという気持ちというか、これからどうしてやろうか、と悩むところであります。
posted by ガスダスト at 21:19 | Comment(7) | TrackBack(1) | 日記

2005年11月07日

改心と精進の結果は?



「きょうさあ、研修で泊まりやから、晩ご飯つくっとくわ」


今朝のことです。
どうしたことでしょう。勝手に食べろ、もしくは私の晩ご飯についてなど一言も触れずに済ますというのがいままでだったのですが、めずらしく殊勝な言葉をいただきました。
さすがにここ数日の私の働きを見て引け目を感じたのではないでしょうか。

とてもいいことです。
この出来事をきっかけに心を入れ替え精進を重ねレベルアップを図ってくれればと祈ります。
今日の晩ご飯には早速その結果が反映されるのではないでしょうか。

そして夜が来ました。。
帰宅し冷蔵庫を開けると妻の作ったオカズがラップに包まれて入っていました。
精進の結晶がこれです。


F1010063.jpg



野菜と肉(ちょっと固めのスーパー特売カルビだと思います。多分当たりです)を焼肉のタレで焼いたものです。
文句があるわけではないのですが、どうも改心の程度とか深さが私の考えているものとは開きがあるようです。
正直、精進が足りん!と言いたい。



昨夜の顛末
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妻はやはり食事をして帰ってきました。
伝言を忘れたのは妻が悪いので謝っておりましたが、せっかく作ったハンバーグをまた自分で食べるのも面白くないので、無理やり妻に食べさせました。
結果「おいしい」と言わせた、いえ言ったので、私は溜飲が下がったというわけです。




posted by ガスダスト at 21:07 | Comment(6) | TrackBack(1) | 日記

2005年11月06日

夫婦逆転確定のハンバーグ?



なんと今日も妻は仕事で出かけました。
家庭内の経済的ピンチと帰宅が夕食時に重なるという口実でまたもや晩ご飯制作指令が私に下りました。
このままいくと、平日はともかく休日はあまねく私の担当になるような懼れがでてきました。
このようになった大きな原因は、私の料理の腕が良いからに違いありません。
仕事帰りに外でお金を払って食事をしたり、大声で笑うのが得意技の友人と酒を飲むより、格段に満足感が得られると考えたのではないでしょうか?
適当に私を持ち上げれば休日くらいはご飯作りに励むとふんでいるのでしょう。
私とて料理は嫌いではありませんので、こずかいアップとか「えさ」をぶら下げられれば、妻の思う壺にはまってしまうわけです。


今晩はこのようなメニューです。
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ハンバーグ
→これはつなぎを使わないで、塩・胡椒の味付けのみです。
野菜付け合せ
→ゆでたジャガイモ、にんじんグラッセ、焼いたたまねぎ
漬物
→細切りにしたセロリ、きゅうり、大根に軽く塩をして30分くらい
置いてギュッと絞ったもの
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F1010062.jpg



ハンバーグのソースを作るのは面倒くさかったので、ケチャップをかけようと思ったら、ほとんど空でした。豆粒ふたつくらいの量しかハンバーグにかけられませんでした。

味は当然ですがおいしかったです。
妻はまだ帰ってきていませんが、これを食べれば多分またもや目をむくでしょう。
ますます私の料理分野の役割負担を増やそうと努力するに違いありません。


「ただいま〜」


「お帰り。ご飯作っといたでえ。ハンバーグや」


「えっ!?」


「えっ?って、晩ご飯つくったよ・・・」


(おまえ、まさか・・・許さん!)

posted by ガスダスト at 19:52 | Comment(8) | TrackBack(2) | 日記

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