2005年09月29日

晩飯はヨーカン

夜中国出張から帰ってきました。


「ただいま〜」


「おかえり〜、どやった中国は?」


「疲れたわ〜」


「ちゃうちゃう、食べモンや」


「まあ餃子やチャーハンは日本と同じやな」


(なんと当たり障りのないコメント)


「へえ〜、ほい」


「なんや」


「お土産」


(オッ・・・そういえばキムチを買わんといかんかった!忘れとった!やばいなあ・・・)


北京空港でお土産を買わねばといろいろ探していたのですが、そのときはなぜかまったく「キムチ」という単語が抜けており、なんのためらいもなく「天津甘栗的羊羹」を買ってしまいました。
家に帰って「お土産」といわれてやっと思い出した次第です。


「土産か・・・これっ」


「わっ、なに、甘栗羊羹!あけて食べてええか?」


「ええよ、ええよ」


(なんや、忘れとるんかいな。びびって損したわあ)


「けっこううまいやん」


「そうかそうか、で、ご飯は?」


(ここはすぐに話題を変えて、危機を乗り越えよう)


「ご飯て、食べるんか?」


(ほら、これや。基本的なことがまだわかってないなあ)


「食べるにきまっとるやんか。飛行機の中は疲れて寝とったし、昼頃に空港のレストランで、『キムチチャーハン』食べただけや、もう腹減って・・・・」


(あっ、そういえばキムチチャーハン食べたときに、なんか「キムチ」というところで引っ掛かりがあったような。あかん最近物忘れがひどい、いつかえらいめにあいそうや)


「キムチ・・・キムチの土産はないんか!どうなってんねん?」」


(来た、来た、来たあ。ほんま我ながらあきれ返るわ。墓穴掘ってしもうた!)


「ごめんなあ、忘れとったわ。そやけど羊羹うまそうやし、ええやん。ご飯は?」


「これ食べとき!」


やはり何も準備していなかったようで、差し出された天津甘栗的羊羹をいただきました。


posted by ガスダスト at 22:33 | Comment(9) | TrackBack(0) | 日記

出張最終広東的大宴会再来

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中国出最終日は、いままでのお疲れ様会として広州の有名な広東料理店で夕食となりました。
一回は水槽が並んでおり、普通日本でもなじみのある魚から、ワニ、へび、たがめ(あの虫?}、などかなりゲテモノのオンパレードで、お客はここで食材と調理方法を決めるというシステムです。
オーダーしたものは上海蟹の蒸したもの、これは美味です。みそが濃厚でした。ほかには蛇のから揚げ、これも調理の途中さえ見なければ、うまい。香辛料が効いていて鶏肉のような感じでした。あとはロブスターのクリーム煮などなど。
この出張では中華料理しか食べませんでしたが、地域や店によって味付けにオリジナリティがありまったくあきませんでした。
同じメニューでも工夫があれば長続きするのになあ、と遠い昔のように感じる我が家の夕食を思い出しつつ抱いた感想です。
明日は北京経由で帰国ですが、北京の空港で「キムチ」は売っているでしょうか?
posted by ガスダスト at 03:23 | Comment(5) | TrackBack(1) | 日記

2005年09月27日

大広東料理大宴会

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写真が横になってしました。後日修正します。

今日の晩御飯は広東料理でした。
天津の新たに開発された海外からの企業や工場が集まっている地域にある非常に大きな料理店で入ると目の前の体育館くらいのスペースに水槽が並んでおり、イセエビや魚がうようよ泳いでいました。
客はこの水槽の中から食べたいものを選んで料理してもらうこともできるそうです。
しかし、魚類はオーダーせず鶏の足の酢漬け、なまこの煮物などなど変わったろ料理が多かったのですが、どれも簡単な感想ですがうまかったです。
中華料理は日本でも頻繁に食べますが、微妙に味が違います。料理ごとの味に個性があります。
妻には「まあまあ」くらいの感想を伝えます。
一人だけうまいものを食べてると非難されるのが目に見えていますので。
posted by ガスダスト at 01:53 | Comment(3) | TrackBack(7) | 日記

2005年09月26日

本格中華料理的天津夜

中国出張第一日め。
天津にきました。中国にきたのですからやはり本格中華料理です。
天津でも有名なお店です。
餃子、エビマヨ、茄子の味噌炒め、おまけにあわび。
日本でたべる中華とメニューはあまり変わりませんが、一味も二味も違います。うまいです。
出張なのに太りそうです。
妻の晩御飯はなんだったのでしょう。
多分私以上にいいものを食べているのでしょう。
(写真がうまくアップできないので後ほど)
posted by ガスダスト at 07:09 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月23日

ソーメンもそばもかなわないもの

今日は妻も私も休日でした。
妻は夕方から、録画しておいたペ・ヨンジュンがゲストで出演している「徹子の部屋」を繰り返し見ておりました。
私はキアヌ・リーブスの「コンスタンティン」のDVDをレンタルしてきたのですが、妻がテレビを占領しているため、仕方なくノートパソコンで見ておりました。
夜7時になっても「ルールル、ルルル・・・」という「徹子の部屋」のテーマソングが繰り返し繰り返し聞こえており、一向に晩飯作りに取り組もうという動きが見られません。

「どないすんねん、晩御飯?」


「ソーメンでも食べとく?」


(もうそろそろ秋やでえ。季節に敏感になろうや)


「ソーメンはいや!」


「私はソーメン食べとくわ」


(ほんま食にこだわりないなあ、オマエは)


「わしはどーしたらええねん?」


「どっかでテキトーに」


(軽いこと!まっ、気い楽でええけどね)


私は妻を残して一人晩飯を食べに出かけました。
何を食べようかいろいろ迷った結果決めたのが「そば」です。
「ソーメン」を拒否して「そば」を食べるというのもおかしな選択ですが、あれこれ迷うと結局食べたいとか食べたくないとか関係なく頭の隅に残っている「食べ物」の記憶に関係あるものを選んでしまうようです。
「ソーメン」は食べたくない。「ソーメン」は食べたくない。「ソーバ」でいいか。「そば」を食べよう。
このような意識の流れですね。


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食事を終え、レンタルしていた「コンスタンティン」を返却し帰宅しました。


「ただいま〜」


「おかえり〜、何食べたん?」


「そば」


「そば?ソーメンとどこが違うねん。色ちゃうだけやでえ。わざわざ食べにいかんでもよかったのに」


(うーるさいなあ。あえて言わせてもらえば「ソーメン」と「そば」は素材からちゃうで。麺類という共通枠に入っとるだけや)


お茶でも飲もうと台所のシンクに近よると、とても香ばしい香りがしました。
ソーメンがこのような香りを醸し出すわけがありません。
香りの源を嗅覚を頼りに探すとゴミ箱に行き当たりました。
中をのぞくと使い捨てのプラスチックの折が放り込まれていました。
透明のふたには近所の鰻やのシールが貼ってあるではありませんか。


(ほんまええ根性しとる!わしを出し抜く才能には頭下がるわ)

posted by ガスダスト at 21:56 | Comment(16) | TrackBack(0) | 日記

期待美味中華、期待中華土産



「ただいま〜」


「おかえりー」


「今度の日曜から木曜まで中国出張やねん」


「えっ、ほんまか? なにしにいくねん?」


「出張というのは仕事!」


「ええなあ」


「仕事やいうてるやろ」


「そやけど本場の中華料理がたべれるやん」


(けっこうそこは狙ってるとこやねんけど・・ね)


「中国4千年の歴史ちゅうくらいやから。奥が深いでぇ。北京ダックとかうまいやろなあ食べたことないねん」


「なにが仕事や!食べ歩きモードはいってるやんか」


「いやいやハードスケジュールのビジネスやでえ」


さきざき「うまい」ものが食べられる期待感があるためか、目の前の晩飯にはさして興味がわきません。
先日同様、さつまいものてんぷらを中心とした「野菜てんぷら」「鶏肉とたまねぎのカレー炒め」「焼き茄子」です。
量のバランスが悪いです。
「鶏肉とたまねぎのカレー炒め」は自分がかなりの量を食べたようで、私のお皿には二口分もありませんでした。
「焼き茄子」も上にのったかつお節で本体がかくれており、実際のところカケラが二つくらいでした。
「野菜てんぷら」はさつまいもは輪切りでまあるいカタチが残っておりますが、ほかは3センチくらいの長さのたまねぎ、にんじんがそれぞれ「独立」しており、かき揚げのような数種のネタがぎゅっと肩をよせあっているという一体感がまったくありません。
写真には写っていませんが、天つゆ用に希釈しないでつかえる「そうめんつゆ」のビンが横に置いてあります。
なんというかホスピタリティにかけるというか、人間味が感じられないというか。

このように説明すると悲惨さが目立ってしまいますが、さつまいものてんぷらは冷たくても好物ですし、そのほかのオカズも口にした途端思わず「ウマイ」といってしまうほどのうまさは決してありませんが、ウッとうなって首を傾げるほどのものでもありません。

長い年月このようなオカズに慣らされて、私は自分の「こだわり」すなわち「うまいもん出さんかい!うまいもんしか食わへんでえ!」と強く主張したいという意欲が徐々になくなってきてるのかもしれません。


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オカズに関する話題に触れないまま時間がたっていきます。


「なあなあ、お土産なに買うてきてくれるの?」


「そんなもん買う暇あらへんでえ。どうしてもお土産ほしかったらこづかいだしな」


「せこいなあ、あんた。日頃どれだけ世話してると思てんねん」


(そんなに世話はしてもろてまへん)


「わかった、わかった。何がええねん?聞くだけ聞いといたろ」


「んー、キムチ」


(おもろいなあ、真剣にいうところが非常におもろい!)
posted by ガスダスト at 00:33 | Comment(9) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月22日

奇々怪々ミックスメニュー

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でました。
久しぶりの大ヒットです。
なんでしょうこのオカズは?
生のキャベツの百切り(千切りの10倍太い)の上に、「鶏肉の照り焼き」、その横になすとねぎとピーマンと山芋、そして牛肉を焼肉のタレで炒めた「肉野菜炒め」。これが一つの皿にごそっとのっています。


「これ、すごいやん」


「ほめてるわけちゃうよね」


(どこほめんねん!)


「あったりまえや。どやって表現したらええかわからんねん」


「あんまり追求せんように」


(追求したかて、答えはでんわな)


「きょうは夜遅いし、この件はまたあしたにしよか?」


「しつこいなあ、あんたは。早よ、食べて、風呂はいって、寝!」


このオカズの由来は、「肉野菜炒め」と「鶏肉の照り焼き」が別々に存在したのですが、レンジで暖めるにあたって、つっこんではチン、つっこんではチンという手間が面倒だったので皿を一つにまとめたのでしょう。
何でも腹に入れば一緒くたですが、まあそこはそれ見た目とかによって、心が豊かになることもあるわけで、この辺りをじっくり話あっていくべきなのでしょう。

ただこのオカズ、写真でじっくり見ると想像力豊かなシェフの手によるフランス料理のように見えてきました。



posted by ガスダスト at 00:37 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月20日

いつ食べられるのか?ご飯



「ただいま〜」


「おかえり〜、アッ」


「いきなりなんや、その驚きは?」


「エッ・・・」


「オッ、いものてんぷらやん、好きやねんこれ。
 いただきまーす!なんか足りん?んっ、ご飯は?」


写真を見ていただければわかるように「ご飯」が写っていません。
フレームに入らなかったわけではなく、なかったのです。


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「ごめん。炊くの忘れとったわ」


「はあ〜?」


「いまから炊くわ!」


「ええわ。もう」


「えらい、ものわかりええやんか」


「あほっ、これから炊いても15分はかかるやろ。そのあいだこのオカズを前にしてオマエと不毛な会話しとるより、これだけ食べたほうがかしこい」


「そらそうや。ご飯炊けるまでに、そのオカズちびちび食べてもすぐになくなるわな。
 ご飯炊けた頃にはオカズあらへん。それに今日は根菜類が多いから、
 米の代わりにはなるわな」


「そういう会話が不毛や、いうてんねん。
 忘れんようにあしたの朝用に準備しとけや」


「それは出来てんねん」


「なんやそれ?」


「米かして釜に仕掛けて、スイッチ入れるのを忘れた、ちゅうこと」


「かーっ、いっちゃん大事なこと忘れやがって、ほんま。明日の予約はいれてあんのか?」


「それはちゃんと入れてます。朝の・・・6時・・・PM?」


「PMは午後や、午後! 念のためコンビニで食パン買うとき!」


ひとつの穴を見つけてその穴を埋めるとすぐ隣に穴があいていた。みたいな状態で手抜かりの連鎖反応状態です。ただこれが日常で、慣れといいますか、当たり前の状態なのでそれほどあわてることもなく、結局は問題なく物事が過ぎていくのが不思議といえば不思議です。
ちなみに「いものてんぷら」「かぼちゃの煮付け」の満腹感はご飯を一膳食べたよりも大きかったです。
posted by ガスダスト at 23:41 | Comment(9) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月19日

敬老寿司対決

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今日は敬老の日なので、家の両親を我が家へ招待して寿司をご馳走することになりました。
これは妻の提案で、敬老の日のことなど言われるまでまったく忘れておりました。
妻が手作りの料理でもてなすという選択も通常ですとかなりの割合であり得るのですが、そこは妻も分相応というか、あとあと起こる面倒ごとを回避しようとする考えはあるようで、無難な「寿司」ということになりました。
寿司も寿司屋から出前でとるくらい気を使えばよかったのですが、妻は食べものに対するセンスはまったくなく、私も親にご馳走する寿司だからこだわるべきだ、などという主義もないので、妻がなんとなくスーパーの寿司コーナーで適当に買ってきたものを、皿に並べなおして出しました。

妻の命令で冷たいビールを買って戻ってくると、両親が到着しテーブルについておりました。さっき並べた寿司と「はまぐりのお吸い物」が今日の晩御飯です。


母と妻、言い方はひどいですが、わかりやすく言うと二匹のアクの強い怪物がテーブルを挟んで座っているのです。
なんかないわけがありません。
さっそく母親が先制攻撃です。


「この吸いモンにはいってるハマグリ、口あいてへんでえ。ひとつしかはいってへんのに」


「あっ、そうでした? もういっかい煮たら口開くかも。やってみますわ」


「あくわけないがな。わざとか?」


「そんなわざとなんて・・・まあ、寿司食べてください。味噌汁でもつくりますわ」


「このマグロなんか見た目カサカサやな。アナゴもプラスチック見たいやで」


「見た目は悪ても味は普通ちゃうかなあ」


「まあスーパーで買うたやつやから、それなりやと思うけどな」


「なんで、知ってますのん?」


「あんたなあ、しょう油の袋に書いてありますがな、スーパーの名前が」


「ぐっ・・・」


このような攻防が続く間、私はテレビのバラエティを中身を認識しないまま見ておりましたし、父は無言でビールを飲みつつ寿司を頬張っておりました。
そんなにうまいものではありませんが、文句をいうべきほどのものでもありません。
いつもの晩飯にくらべたら、ニコニコ笑いながら冗談いいあうくらいの余裕をもてるメニューです。
いいタイミングで割ってはいらないと暴走が止まりません。


「まあまあ、そんなこというてんとビールでも飲んで。おい、カーちゃんにも注いだり」


「私が注ぐとまずなるで、あんた注いだり!」


(こらっ我慢せー)


父もこのままではいけないと思ったのでしょう。二人の怒りを宥めようと話題を変えました。


「敬老の日やからてせっかくよんでくれた晩飯やで、これ食べてみ、この『しょうが』、スーパーの寿司についてくる『しょうが』にしてはうまいでえ」


(なんでガスコンロに油かけるようなことすんねん!)


この後は、それぞれ黙り込んで寿司をいただきました。
みんな大人なので潮時というものを心得ております。
食事が終わると、母は
「後片付けもせんで悪いけど帰らしてもらわ」
といい父を従え帰っていきました。


妻は残ったビールを飲みつつ、
「もう来んといて、て電話しといて!」と私に命令しました。

(言えるかいな!)


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2005年09月18日

子供の逆襲


夕方近所の奥さんがやってきて、これから用があってしばらく家を空けるのだが、小学生の子供一人を家に残しておくのも物騒なのでしばらく預かってくれないかと頼まれた。

奥さんは夕食までには帰ってくるということなので、妻も私もしばらくテレビでも見せておけばいいか、くらいの軽い気持ちで、どうぞどうぞいってらっしゃいと奥さんを見送った。

この子は以前キャンプの日の晩飯にうちへきた小生意気な子供たちの中のひとりで、名前はマーちゃん(仮)小学校5年生である。


「おっちゃん、ケータイ見せて?」


(敬語を使わんかい!大人を敬え)


「なんでー?」


「ゲームとか入ってるやろ。やらしてーな」


(ほんま友達感覚やな)


「自分のゲームボーイとかもってこうへんだんか?


「うちのカーちゃんきっついねん、今日のゲームできる時間は終わっったからて取り上げられてん。なあ、貸してえな」


(親の教育方針に逆らうことは出来んが、人の子やし。貸さんとうるさいし・・・)


「よけいなとこ触んなや」


「わかってるて・・・・おっちゃん、このご飯の写真なに?」


(近頃の子供はほんと機械に強いなあ、あっというまにプライバシー侵害しよって)


「こら返せ!よけえなとこ見んなていうたやろ!」


「こんなん撮ってどないすんの?意味わからんわ、暗いし・・・」


(おまえに説明せなあかん義理ないねん!)


「静かにせー!こら」


晩御飯の写真を撮っていることはずーと前に妻にばれており、その場は適当に言い逃れをしたものの妻は私がなにかたくらんでいると思っているにちがいありません。
ただいつまでたっても実害がないので、いつのまにか追求するのも忘れているようでした。
このガキが、余計なことをいうものですから、妻の頭の隅でくすぶっていた疑惑が大きくなって私を糾弾し始めたらどうしようかとあせりました。
恐る恐る妻の反応を盗み見ると、なんとノートPCでヨン様愛好者が集うブログへせっせと書き込みに忙しく、まったく耳に入っていないようでした。
耳ざとく私の邪な言動に敏感な妻をおとなしい飼い猫状態にしてしまうとは、やはりヨン様は偉大です。
ヨン様はなぜかタイミングよく頻繁に私を助けてくれるので、いままでまったく興味ありませんでしたが、少しずつ身近な存在として感じるようになってきました。


「なあ、おっちゃん、そのご飯の写真さあ、あんましおいしそーに見えへんなあ」


(おまえ将来その正直さでえらい目にあうでえ〜。気つけーや)


「しっ、黙らんかい!」


マーちゃんの口封じに私は履いている靴下を脱いで口へ押し込んでやろうかと思いましたが、妻は聞いていないようなので、小さな声でマーちゃんにいってやりました。


「わしもそう思うねん」


「おばちゃんがつくったんか」


私は頷きました。


夕方6時になっても近所の奥さんは帰ってきません。
妻はいいたいことをすべてブログへ書き込み満足いったようで、普段ない寛容さでマーちゃんに夕御飯をうちで食べていくように勧めました。


「マーちゃん、えびフライ好きか?」


「ビミョー」


「嫌いなんか?」


「そうやないけど・・・」


「鶏肉は?」


「んー、それもビミョー」


「作ったら食べるやろ。ちょっと待っとり、すぐ作るで」


「おっちゃん、カーちゃんのケータイに電話して、いつ帰ってくるか聞いて」


「なんで?食べてきな、あとでオッちゃんが家まで送ってたんで」


(クッ、クッ、弱気になっとんな。所詮子供やなあ、圧倒的に不気味な写真を見たで元気なくなってんな)


「ええわ、ウチ、もう帰るわ」


ピンポ〜ン。
奥さんが戻ってきました。マーちゃんは途端に明るさが戻り、玄関に駆け出していきました。妻は奥さんといつ果てるとも知れない世間話をしておりましたが、マーちゃんが奥さんをひっぱって帰ろうとしたので、二人は話を切り上げました。
妻は御飯をご馳走できなかったのが残念そうで、帰ろうとするマーちゃんに声をかけました。


「またおいで。今度はマーちゃんの好きなもんご馳走するで」


「・・・おばちゃん、今度はどっか食べにつれてって」


「えっ?」


私なんかよりずっとマーちゃんのほうが上手です。


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2005年09月17日

明日への不安に怯え



昨夜の帰宅は結局午前1時頃になってしまいました。
晩御飯は会社帰りに食べることも出来ず、仕事途中にコンビニで買い物も出来ず空腹のまま家に帰り着きました。
深夜に食べるのは太る原因なのですが、空腹で寝られないのも困るので、帰宅前に妻には何か食べるものが残っているかどうか確認しました。
「納豆」と「ご飯」はあるということでした。
嘘かもしれないと冷蔵庫を見ましたが、「納豆」しかありませんでした。
ケチャップやマヨネーズ、ポン酢なんかはありましたが。
なにも食べずに寝てしまいました。


今日の夜、妻は友人と映画を見に行ってしまいました。
以前ネットで予約する方法を教えてくれといわれていた「四月の雪」です。
予約の件はあれこれ言いくるめられて実際は私がやりました。
このようなわけで私は一人ですので外食になりました。


「これ晩飯代、わたしとくわ」


「オッ、こんなにくれるんか!」


「ヨン様に会う幸せと比べたら、お金なんて・・・大したことないわ」


妻は映画一人分の代金である1700円を私の晩飯代に割り当てました。
さすがヨン様こんなところでも妻を太っ腹にする力を発揮してくれました。


本日の夕食は中華料理です。
場所は近所の中華料理店。
オーダーしたのは先日家でも食べましたが大好物なので「鳥のから揚げ定食」。
これには春巻き、バンバンジー、スープ、杏仁豆腐のデザートがついています。
いつもならこれくらいで十分なのですが、昨夜の分を取りかえそうという気持ちが強く、「肉団子のしょう油煮」「餃子」を一緒に頼みました。


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いまさらながら感心してしまうのですが、プロの料理人はすごいです。
日頃妻のオカズで鍛えられているためか、その凄さが良くわかります。
差が大きいということがいいたいのです。


それぞれの料理にはそれぞれの名前があって、それぞれの味があります。
当たり前のようで、これが難しい。
妻のオカズは名前もなければ、味の差がありません。
べた〜とした波のない海のようなものです。
昨日もその前も、またその前もまったく変化なしです。


今日のオカズはうまかったです。
鳥のから揚げは表面はサクッと、中はジューシー、同じ肉でも肉団子のしょう油煮はやわらかくしみこんだダシの味が利いています。
春巻きは出来立てでアツアツ、バンバンシーは冷たくてさっぱり味です。
餃子も羽根がぱりぱりです。
満足感いっぱいの夕食でした。


店を出て家へ帰ってきましたが、妻は戻っておりません。
まだ映画の上映中です。
たぶん映画館の中で感涙に咽んでいるのでしょう。


私も今晩はうれしさで涙がでそうです。
うれしいだけではありません、明日からの落差に耐えられるかどうか不安で心がいっぱいです




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2005年09月16日

とほほ・・・

今日は残業で帰宅できるのは夜中になりそうです。
仕事場も離れられず、晩飯はまだ食べていません。
このままでは晩飯抜きです。
食べられれば妻の作る晩飯でもなんでもいいのですが。
・・・いいすぎました。
posted by ガスダスト at 22:50 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

やっぱりのさんま、がっかりのさんま



予想というものは往々にしてよく外れるものです。
願わくば「いいほう」に外れてほしいと思うものでもあります。

しかし、世の中は甘くありません。
いえ世の中ではありませんね。
世の中をつかさどる妻は甘くありません。
私の期待や喜びを見事に踏み潰してくれます。

昨夜の予想通り、さんまがでてきました。
それも全身です。
これは多分私のことを思ってというわけではないでしょう。
確かめたわけではないのですが、妻は晩のオカズにさんまは食べなかったのではないでしょうか。
きっと二晩続けてさんまを食べるのはイヤだったのです。
しかし、このまま冷蔵庫に入れておいて腐らせるのはもったいないし、ええーい食わしてやれい、ということと想像します。
ひねくれた悪意ある想像ですが、多分当たってます。

さんまのほかには、まったく脈絡のない取り合わせなのですが「麻婆豆腐」がありました。
メニューの統一感など、蟻の頭のサイズほどにも重要視していません。


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「やっぱし、さんまやんけ。・・・大根おろしもなしかいな」


「驚いたか?・・・大根おろしは品切れ」


「目ん玉、飛び出るわ、ほんま。たまにはよう、わしの考えもおよばんアッという展開考えてみ。あまりにもありきたりのパターンや。ひねりもなにもあらへん」


「そのパターンを裏切る麻婆豆腐やん」


「その発想がようわからん、なんで麻婆豆腐やねん。さんまとの関連があらへんやんか」

「冷蔵庫のなかを捜索しとったら豆腐がみつかって、ピピ〜ンときたんやんか。豆腐・・・麻婆豆腐というわけや」


「わざわざピピ〜ンとこんでも、豆腐から麻婆豆腐はとってもカンタンに発想できるで。そやけど、さんまがメインやったらそのまま冷奴だしたら、和で統一できんねんけど、わざわざ麻婆豆腐にするから話がややこしなんねん」


「人の努力をコケにする気か?わざわざてなんやねん。なんや、麻婆豆腐にして豆腐がまずうなったみたいな言いかたやな」


「そんなこというてません」


これ以上何かいうと、どんな些細なことでも妻は自分が非難されていると思い込み猛烈に反撃をしてくるので、黙っておとなしくさんまと麻婆豆腐をいただきました。
ですが、最初の疑問を確かめたくてご飯をすべていただいてから聞いてみました。


「なんでさんまが全身でてきてるねん」


「半分残しといても腐らすだけやんか」


「自分食べたんか?」


「いんや」


「なんで〜?」


「昨日たべたもん。二日連続はきついわ」


「・・・・なんやとー」


大当たり〜!ですが、ぜんぜんうれしくありません。

posted by ガスダスト at 00:19 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月14日

直感的オカズ創作



本日の晩御飯は、「さんまの塩焼き」「かぼちゃの煮つけ」「油揚げと小松菜の煮付け」です。
取り立てて特徴のない普通の家庭の晩御飯です。
特に問題もありません。


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考えてみると妻の料理は「単純に焼く」「煮る」という方法ではあまり失敗しない傾向があります。
「焼く」場合、その中で今日のような「焼き魚」は、レンジに組み込まれた魚焼き機を利用するのですが、最近の機会は便利になっていて、ボタンを押すと炭になる前に自動的に火が消えるらしく、適当な焼き加減で仕上がってきます。
「煮る」場合は、「ダシ」の配合さえ間違えなければ、セロリや山芋を入れない限り、これも予想可能な味で仕上がります。
多分「炒める」が鬼門なのでしょう。
今度じっくり話しあいたいと思います。


「きのうは鳥で、きょうは魚、バランスとってるって感じやんけ」


「意識せんでも、自然と体が動いてええかんじのオカズをつくってしまうんや」


(おだてるとすぐ悪乗りすんなあ、おまえは)


「ということは明日はなんになるんや?」


「オカズつくる直前にピピ〜ンとくんねん。今はわからん」


(調子のええサラリーマンみたいに、言い逃れがうまいなあ)


「鳥、魚とくれば、牛肉のような気がせんでもないなあ」


「それはない」


「そんなすぐ否定せんでもええやん。牛肉てぜぇんぜぇん食べてへんで〜」


「冷蔵庫に入ってへんもんね。いまあるのは、さんま、かぼちゃ、油揚げ、小松菜、えのきだけや


「オイオイ、このオカズと同じ材料やんか。あしたも同じオカズということかあ?買いモンにいったらええやん」


「あしたはそんな時間あらへんけど、まあ考えとくわ」


「さんまはさんまやし、かぼちゃと油揚げ、小松菜、えのき・・・何ができんねん。結局きょうと同じということにならんか」


「あしたになったらピピ〜ンとくるんやから、安心しとき」


(安心できるかいな。ピピ〜ンときて同じやったら許さへんでー)

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こころ踊るオカズ


「ただいま〜」


「おかえり〜」


「残業で遅うなってしもうたわ」


「ご飯食べる?」


「いただきます」


テーブルにはなんと「鳥のから揚げ」が出現しております。
スーパーで買ったものではありません。
妻作です。ちょっと揚げすぎですが。
これでは売りモンにはならないでしょう。
いえ、別に文句を言っているわけではなく、私は香ばしいほうが好きなのでこのくらい揚げたモノのほうが好きです。
心からうれしいです。
残業終わりで、ラーメンなど食べないでよかった。
帰ってきたかいがありました。


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「・・・・・」


「なんで黙ってんのん?」


「いや・・・・なんというか」


「湿っぽいなあ。もしかして会社でいじめられてんの?」


「ちゃうわ。鳥のから揚げがでて感激しとるんじゃ」


「ちょっと大丈夫か、あんた?」


「おまえには理解できんかもしれんけど。ここ数日、いや数週間のオカズのなかで金メダルやで


「日頃のオカズはそんないやなんか。一回戦敗退かい!」


「いやいや、そんなこというてんのとちゃうねん。過去のことはどうでもええねん。いまこのオカズがすばらしいというてんの。わかる?」


「あほくさ、つきあっとれんわ。くちゃくちゃいうてんと早よ食べて、ヨン様の映画の席インターネットで予約したいんやけど、どやってするかようわからんねん、教えてーな」


「はいよ!まかしといてえー」


今晩のところはできることならなんでも言うこときいてあげようと思いました。
鳥のから揚げは私を素直な夫に変えてしまう力があるのです。
幸せな時間は短いかもしれませんが、この一瞬を喜びとともに味わいます。
posted by ガスダスト at 00:09 | Comment(7) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月12日

ネバー、ネバ〜


同じオカズがある一定期間をおいて再登場することは当然です。
次に同じオカズが出てくるまでの期間が長ければ長いほど、その人の持っているメニューバリエーションが多いわけです。
その期間が短いと「飽き」ます。
飽きるとイライラします。
食事だけではなく、生活のさまざまな局面で障害がおきてきます。


「なあ、この肉アンド野菜の炒めモンて、そろそろ飽きヤンかな」


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「昨日は味噌味、きょうはしょうゆ味」


(ストレートに方向転換をせえへんか、って提案してんねん。
 前向きに考えようよ)



「毎日同じ会話してへんか」


「あんたがこだわるからや。出されたモン文句言わんと食べてみいな。
 そいで『おいしいわ〜』とか素直に言うてみ。
 その次の日は、ほうら、期待できるでえ」


(オカズの味や見た目が、ボクを素直にしてくれへんのがわからんかな)


「まずオッと驚くようなオカズを出してくれるのが先ちゃうか?」


「ほんとあんたの悪い癖や、なんでもかんでも人の責任にする!」


(あかんわ、にわとりが先か卵が先かの不毛の会話や。
こういう流れで勝ったためしないわ)



などといいつつ腹はへっているので、出されたものはいただくことにしました。
ねぎ、たまねぎ、えのき、豚肉、そして不思議にも山芋が入った炒め物は、食べているうちに山芋の粘りがほかの食材にからみつき、糸を引くようになってきました。


「この炒めモン糸ひいてるでー。山芋が原因やな」


「納豆食べてるからやろ」


「まだ食べてません」


「山芋が納豆に共鳴してるんちゃうか。納豆がねば〜で、山芋もねば〜って」


(意味わからんがな。笑かして逃げる魂胆やな)


「わざわざ山芋入れんでもええやんか。なんでもかんでも山芋いれるからおかしなんねん」


「しゃーないやろ、スーパー行くと山芋が真っ先に目に入って買うてしまうねん」


どうも妻は山芋にとりつかれているようです。
posted by ガスダスト at 22:45 | Comment(10) | TrackBack(2) | 日記

2005年09月11日

似て非なるオカズ


「やっぱさあ、小学校の給食メニューやないけどさ、だいたいこの日はなんのオカズにするとか目安を作ったほうがええと思うんやけどなあ」


「なんでそんな面倒くさいことせなあかんねん!忙しいのにできますかいな」


「そやけどさあ、きょうのオカズ・・・(ゆんべあんまり食ってへんからええといえばええけど、倫理的にはゆるせんで、これは!)・・・きのう外で食べた『回鍋肉』やんけ」


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「味もちゃうし、見た目もちゃう、『回鍋肉のようなもの』やからええやろ」


(「おいしい」ほうへ裏切ってくれることを祈るわ)


「どーせゆんべは、まともに食ってへんからね」


「きのうのオカズからピピーンとインスピレーションを感じたんや」


(刺激を受けたというよりは、まんまやんけ。パクリやでえ)


「いただくわ」


なんというか何度も言うようですが、想像力とか創作力とかにはまったく縁がないようです。ここ数ヶ月、「味噌」とか「野菜」とか「豚肉」とか「炒め」とか数種のキーワードが繰り返し繰り返しカタチになってテーブルに並んでいるようにしか思えません。
反撃に出るときかもしれません。
まったく関係ありませんが、今日は総選挙です。
選挙結果が私たちの生活を左右するのです。
その選挙には参加せねば。
そう行動のときです。


「ウマイ、これウマイやんか!」


「おっ、めずらしいお言葉」


「このかぼちゃ、甘みがあってウマイ!」


「メインをほめんかい!」


「これいけるやん!」


「そやろ、そやろ」


「このマカロニサラダ、微妙な酸っぱさが食欲をそそる」


「あんた・・・ええ度胸しとるやんけ」


精一杯の反抗です。




posted by ガスダスト at 19:46 | Comment(4) | TrackBack(1) | 日記

2005年09月10日

これぞ回鍋肉


ほっと一息つける週末となりました。
夕方6時頃外出先から帰宅した妻は冷蔵庫をのぞきこみ、「なんもあらへん」とつぶやき「外行こ!」と即断し外食となりました。

中華料理です。
妻は「麻婆茄子」をオーダーしようとしましたが、私がそれはやめてくれと頼みました。
傷口に塩を塗りこむ行為だと気づいていないようです。
結局妻はゴマスープの麺をオーダーしました。
私は、レタスの入ったチャーハンと回鍋肉をオーダーしました。
あと餃子です。
妻は運ばれてきた回鍋肉を見て感心しています。


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「この回鍋肉、キャベツと豚肉しかはいっとらんでえ」


(その年でカルチャーショックかいな。これが王道の具材やで)


「不思議か?」


「詐欺やでこんなん! にんじんとか、ピーマンとか、えのきとか、セロリとか入ってへんやんか」


(またセロリか!それはちゃうで。それは間違った常識やということがわからんか!)


「セロリは入れんわな」


「そんなん嘘やあ」


(住んどる世界違うんかい、オマエ)


「具の数が少ないで文句いうてんのか?」


「こーゆー料理は、いっぱい野菜をいれるもんや!」


(なんでもかんでも入れたらええというもんとちゃう。はるか昔中国でこのメニューを考えた人がさまざまな試行錯誤の結果、豚肉とキャベツの組み合わせがベストやという結論を出したはずや。その料理にあれやこれや放り込んで、どーすんねん。うまなるはずないやんけ)


「文句あんなら食べんといて!」


「誰も食べんとはいうてへんで。ちょっとこっちへかしいや」


「待て、全部いくなや。まだ満足に食うてへんねんで」


妻は半ば奪い取るように回鍋肉の皿を自分の面前に引き寄せ、小皿に取るような面倒くさいこともせず、直接バリバリいっています。
結局私は肉一切れ、キャベツ数切れを食べただけで、残りはすべて妻の胃袋にあっという間に飲み込まれてしまいました。


「ごっつぉーさん」


(待て待てえ、まだやまだや)


「ろくに食ってへんねん。もう一品なんか頼んでええかあ」


帰るで!
 帰ったら昨日のが残ってるがな、それで我慢しとき」


(昨日のて・・・あれまだあんのかいな)


「待て、こらっ、帰りにコンビニ寄ってこ」


コンビニでは肉マンの販売が始まっておりました。
ひとつ買って車の中でいただきました。
今晩はなんとか中華料理で統一できました。

posted by ガスダスト at 23:17 | Comment(7) | TrackBack(17) | 日記

2005年09月09日

麻婆茄子ダンゴ



「ただいまー」


「おかえり」


「今日は麻婆茄子か?」


「見たとおり」


20050909221306.jpg


(早々とメニュー、一巡したような気がするなあ。ノーヒットや!)


「愛想ないのー」


「愛想ふりまいてほしいなら、それなりのことせなあかんのちゃうか」


(おまえには愛も取引の対象かあ?)


「いただきまーす。んっ? なんか、これ」


「ほんま、文句多いなあ。いちいち食いモンにくちゃくちゃ、腹たつわ!」


(まだなんも言うてへんがな。疑問符をつけただけやんかあ)


「いや、それやけど、これ、固まってんでー」


今日の麻婆茄子は、かつての麻婆茄子煮込みとは違い、茄子の形状は残っておりますが、箸で一口大を取り上げようとすると、なんと皿の上のすべての麻婆茄子が持ち上がってきます。
とろみをつける片栗粉の分量間違いで、固まったようです。
まるで、そうまるで大きな「水まんじゅう」です。

※水まんじゅう:あんを、くず粉で作った皮で包んだ夏の和菓子。皮が透明でつるりとした食感が涼しげ。


「なにがいいたいの?」


「ナイフがいるで、これ」


「そうか・・・ほい、つこうて」


(フツーに持ってくな!精一杯の皮肉やんけ。まともに受けてたつなや)


お好み焼きを切り分けるように、ナイフは使わず箸で「苦労して」麻婆茄子ダンゴを8等分くらいに分けていただきました。
箸で押すとプルンとゆれるます。

posted by ガスダスト at 23:28 | Comment(7) | TrackBack(0) | 日記

2005年09月08日

続・八宝菜?



昨夜の「つながり」のことなど一日経つと、妻にとっては遠い過去のことになっており、まったくカケラさえ憶えていません。
そういうわけで、今晩のオカズは「・・・」。
名前がなにかよくわかりません。

具は、ピーマン、なす、えのき、豚肉、イカ、キャベツ、山芋(?)です。
これらを塩味の「あん」でまとめています。


20050908210012.jpg


「これなんやろ?名前はなんいていうねん?」


「なまえがいるんか?」


(オイオイ、見てわからんから聞いてんねん)


「いま食べとるんのが、なにかわからんのは気味が悪いとおもわんか」


「ちゃんと食べられます!」


(食べられるのはあったりまえやろ。食べられんという可能性あるんかい?)


「この世に名前のないモンはないねんで」


「ほな、これが世界初やな」


(でました新発明!見たことも聞いたことも食べたこともない新メニュー作るの得意やなあ)

「あほ、あえていうたら八宝菜や。そやけどこれに八宝菜という名前をつけると八宝菜がカワイソウや」


「どーいうー意味やねん」


(八宝菜の定義が崩れるというてんの)


「この手のオカズさあ、ようわからんねん」


「そやからどーいう意味やねん、て聞いてんの!」


(見た目も、味も、名前もようわからんという意味や!)


「ポイントがあいまいというか、もやもやしてるというか」


「ほんまうっとしいなあ、そやったらピッタシの名前教えたろ!」


「なんや」


「『八宝菜のようなもの』でどや?」


(おっ、笑てしもたがな。おもろい)


「ははは・・・」


「『皿うどんのうえにかけるようなもの』でもええよ」


(さえてるねえ!)


「ひっひひ・・・」


「あしたからは『オカズのようなもの』やで!」


(冗談きっついなあ。笑えへんがな)

posted by ガスダスト at 23:01 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

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