2005年08月31日

昨日まで、そして今日からの『私』

今日は妻にとって待ち焦がれた日でした。
さいたまスーパーアリーナでヨン様主演映画「四月の雪」の公開記念イベントが開催されたのです。
妻はさいたまのチケットは入手できず、同時中継されるほかの場所のイベントに行きました。
私が帰宅するとすでに妻もすでに帰宅しており、ヨン様同好会の掲示板へ書き込みに勤しんでおりました。

「ただいま〜」


「おかえり〜」
(えらい、機嫌ええやん。
 さすが偉大なスターの力は人の心を寛大にするんやなあ)



「どうやった今日は?」


「もう!サイコー・・・」


このあと十分間ほどあれやこれやぺちゃくちゃヨン様を褒め称えて続け、口を挟む余地がまったくありませんでした。
私はこの妻の高揚する気分が晩飯に良い影響を与えるのではないかと、帰宅の途中から心の隅のほうで淡い期待を抱いていたため、半分くらいは聞いていませんでしたが、最後まで我慢しました。
ひと段落して夕食です。

でてきました。
なんとわかりやすい。
なんとストレート。
私の淡い期待を踏みつぶす冷徹な一本筋の通った強靭な精神の持ち主です、妻は。

「肉野菜炒め」でした。

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しかし、昨夜の冷蔵庫に収納されたものではなく、
豚肉、キャベツ、ピーマン、(+セロリ)をしょうゆ味に調理したものです。

妻は帰宅後、新たにこの「肉野菜炒め」を作ったのです。
ヨン様イベントのあまりの興奮に、昨夜のオカズのことなどどこかにぶっ飛んでしまったのでしょう。


「あのうー、きのうもおんなじオカズやったような気がするんやけど」


「わかってるよ」
(憶えてんのかいな。憶えてんのやったらヨン様の力、
 借りてひとひねりでけんかあ)



「なんで同じやねん」


「おんなじとちゃいます。具が違うやろ、野菜も肉も種類がちゃうやろ。
 味付けもちゃうでえ」
(そらそうやけどなあ、大きなカテゴリーでいうと同じや!)


「はっきりいうと、肉野菜炒めとはちがうオカズをつくって
 くれるとうれしかった、ちゅうこっちゃ」


「食べる前にごちゃごちゃいわんと、食べてから文句いいな」
(なんや、その不気味な自信は。どこからくるねん)


とりあえずいただきました。
しかし、肉を食べても野菜を食べても『定番』肉野菜炒めのバリエーションの味です。


「食べたで。なんか違うんか? 大きくちゃうところあらへんでー」


「わからんか?」


「ぜんぜん、わからん」


「今日、生まれ変わった私がつくったんやでえ」


ペ・ヨンジュンについては「韓国の有名なスター」という認識しか持っていませんでしたが、これほど身近にその影響力が及ぶとは思っておりませんでした。
明日からの晩御飯が楽しみです。


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2005年08月30日

定番「肉野菜炒め」登場



本日妻は昼前から仕事で出かけ帰り遅くなるので、
出かける前に晩飯を作っておくということでした。


「なにがええー?」


「(無難なところで)カレー」


「あっ、そう」


ということで夜帰宅すると、冷蔵庫に「野菜炒め」が入っておりました。
なぜか、ふた皿ありました。
「あっ、そう」は了解という意思表示ではなく、聞くだけ聞いておいてやるという保留状態だったようです。けっきょく「得意技」が登場しました。


(作るつもりないなら聞きなさんな!)


野菜、肉アーンド焼肉のタレ=肉野菜炒め、です。


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手軽に調理できて、出来上がりに大きな間違いがありません。
それゆえに妻の「定番」になっています。
「定番」なので非常に出番が多いです。
統計を取ってませんので、はっきりとはいえませんが、
かなり高いパーセンテージで食卓に上がります。
(休日の昼食まで対象を広げると、さらに確率が上がります。
 朝食を入れるとまたさらに確率が上がります)


レンジで加熱したところ、野菜の「コシ」がくたっとなり、
見た目ちょっと淋しかったので、
下の方に隠れていた肉を引っ張り出して
上に置いてみました。



冷蔵庫のもう一皿は自分が帰ってきてから食べるつもりなのでしょうか?
それとも明日の私のオカズになるのでしょうか?私のオカズの可能性大です。


「何でもかんでも連荘にすなー!『肉野菜炒め』だけやのうて、
 もうちーいと持ちネタ増やさんかーい!」


と明朝の妻へのつっこみを考えつつ、黙って一人でいただきました。


(もう一皿もたべたろうかな・・・・
食べたら明日どうなるんやろ・・・)
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2005年08月29日

禁断の果『肉』?


「ただいま〜」


「ただいま〜」


返事がありません。
家の中は真っ暗で誰もいませんでした。

仕事で遅くなるとは聞いていませんでしたので妻の携帯に電話しました。
電話に出た妻の声は、なんとなく華やいでおり後ろでガヤガヤと多くの人がしゃべっている雰囲気が伝わってきます。


「なにしとんの?」


「え〜?」


「どこにいてんの?」


「○○さんと××さんと・・・と、ご飯食べてんねん。もう夏休みも終わりやし」
(お前ら社会人に夏休みは関係ないやろーが)


「ご飯どーすればええんでしょうか?」


「冷蔵庫に肉入ってるから、適当ーにつくって食べて(ガチャン)」
(かーっ、飲んでやがる!)


たしかに冷蔵庫に肉は入っていましたが、豚ロースの薄切りが2枚あるだけで野菜もなく、いい調理方法が思いつきません。

どうしようか考えているうちに無性に腹が立ってきて、「なんとかバーガーセット」をドライブスルーで買ってきました。

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妻はこのようなハンバーガー類を食べることを好んでおりません。
栄養の偏りが体に与える影響を心配しているのです。
一方であなたの手作り料理の栄養不足はどうなの、と言いたいのですがね。
私もめったに食べませんが、今日は「腹いせ」のつもりで買ってきました。
とはいうものの何の腹いせにもなっておりませんが、このような理屈に裏づけされない行動へ駆り立てるのです、妻の言動は。
正直ハンバーガーなどを食べることと、妻の手作り料理へ毎日挑戦することとどちらがわが身に影響があるのかは、簡単には答えは出ません。

食べてみると「うまい」。
美味です。

嫌がらせにハンバーガーを包んだいた紙や袋を食卓の上に放り出しておこうかと思いましたが、何を言われるか、いや何をされるか怖かったので、ゴミ箱の一番下に押し込みました。
包み紙は裏返しました。

さらに窓を開け換気も怠りませんでした。


posted by ガスダスト at 21:24 | Comment(6) | TrackBack(0) | 日記

2005年08月28日

『こだわり』の旬のサンマ

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(これは焼きアナゴです)


本日は幸いにも外食となりました。
夕食用のご飯を炊き忘れたからです。
私の役目ではなく、妻の担当です。
このようにご飯炊き忘れの確率は、予約をせざるを得ない朝用では少ないのですが、休みの日の昼夕食用では、かなり高いです。
単純に忘れるのです。

外食は回転寿司です。
寿司といえば回転寿司、ここ数年というか結婚してからは一度も本格的な寿司屋へは行ったことがありません。

「サーモン」「いか」「たこ」「かっぱ巻き」「玉子」「マグロ」「ひらめ」「アナゴ」などなど、二人で好き勝手に皿を取ったりオーダーをしたりしておりました。

隣のお客さんが「サンマ」をふた皿頼んだのですが、一皿分しかありませんでした。
売り切れです。
私はお客さんと店員さんの会話を聞いており、隣の妻も聞いているはずと思っておりましたが、何を考えているか妻は店員さんを捕まえておりました。


「サンマ!」


(んっ?聞き間違いか?)


「さっき売り切れたていうてたやんか。
 聞こえてへのかいな」


「聞こえてたよ」


「そやったら言うなよなあ。恥ずかしい」


「もう一回注文したら出てくるかもしれんでー。サンマ!」


(ほんま恐れ入るわ)


(店員さん)「すんません。もうありまへん」


「ほんまかあ」


(あらへんて言うてるやん)


(店員さん)「へえ、ほんまです」


「うそやー」


(うそつくかあ〜?)


(店員さん)「(ムッとしていました)」


「おいおい、ほかのもん食べたらええやん」


妻のこの粘着質が役に立つ場面もあるのでしょうが、いまは迷惑です。
なんとか宥め、茶碗蒸しと味噌汁、最後にメロンを食べ、十分満足というところで締めました。
レジの横に水槽があり中には鯛、ひらめなどが元気なく漂っております。
妻は水槽の中のある魚を指さし、レジの女の子に言いました。


「サンマ、おるやんか。泳いでるでえ」」


「おまえ、そらアジや」


「サンマに見えるデー、
これサンマやろ、なあ」



レジの女の子はまったく妻の存在を無視しております。
係わりあうと命が危ないと思っているのでしょう。


「わかってんねん。アジやろ。スーパーで見て知ってま。
 サンマは細長ーい魚やろ。
 お土産買うてこかー」


「まだ食べるんか?」


「帰った頃にはお腹すいてるやんか。
 えーっ、お稲荷さんと・・・サンマ」


妻の手を引っ張り店を出ました。

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2005年08月27日

命取りのハンバーグ



今日は私も妻も仕事でした。
妻の帰宅時間は夜遅くなる予定で、夕食は出先で済ませてくると聞いておりました。
私は夕方には帰宅し晩御飯はどうしようかと悩んでおりました。

自分で作ろうかと考えましたが面倒くさいし、冷蔵庫の中を見ると「ねぎ」と「もやし」しか入っていませんでした。食材が不足しております。
ラーメンでも食べに行こうかとも思いましたが、肝心な晩飯代を支給されておりません。

そういえば、と思い出したのが実家の母から以前電話をもらっており、
どこからかもらった「梨」があるので分けてやるから取りに来い、といわれていたことでした。
今日は「梨」を口実に晩飯を食べさせてもらおうと出かけていきました。
冒険(?)ではあるのですが、背に腹は変えられません。


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「ハンバーグかいな。お子様ランチみたいやな。目玉焼きはのってへんけど」


「ごちゃごちゃ言わんと食べてみなはれ」


「おっ、これはミンチとちゃうな、なんやこれ」


「『かつお』ハンバーグや。甘辛いしょうゆだれで召し上がれや」

(な、なんとレベルの高い!素直に驚くわ。
 そやけど、ここで簡単に驚くと日ごろの食生活
 を疑われるで、リアクション考えなあかん)



「ひまやのー。晩飯ごときに手がこんどるねえ」


「あんたな、食べることは楽しみのひとつやでえ。
 うまいもんつくってお父さんとうまい、うまいて
 言いながら食べる、楽しいことやんか」


母がこのように食事作りに興味を持ち、実践しているのは昔からというわけではありません。父が引退してからです。
溜め込んだ貯金があるのか年金があるのかよくは知りませんが、金はあの世までは持っていけないので早く使わなければという強迫観念にとらわれているかのように、息子である私には「生活苦しーわー」とぼやきながらも、頻繁に夫婦で海外旅行へ出かけ、小さいながらも庭につくった畑の世話をしながら、空いた時間で料理作りやお菓子作りに勤しんでいるようです。
ある程度の金を隠し持っているのは違いありませんが、「金はおまえにやる」などとはけっして言いいません。

人間変われば変わるものです。
私が高校生の頃は母が作る晩飯は毎晩『日清やきそば』だったのですが。
学校へ持っていく弁当のオカズを入れるスペースに『チキンラーメン』が入っていたこともありました。

時間の余裕が心の余裕につながるのでしょう。
年をとって人生を楽しむということを知ったかのようです。

一方私は今人生を楽しみたいのですが、さまざまな障害があり思うようにいきません。
生活の余裕さえあれば、私の妻にもオカズ作りのレベルアップが望めるのでしょうか。
そうであればいいと心の底から願います。

私は夕食後「梨」をいただき帰宅しました。
しばらくして妻が帰宅しました。


「ご飯どうしたん?何にもつくった気配ないけど」
 

(なんか素直に言えん雰囲気)


「あー、えー、適当に食べた」


「なんや、この『梨』は?」


(口調がきつーなってるやんけ。風向き悪いなあー)


「もろた」


「誰に?」


(畳み掛けんなや)


妻は非常に勘が鋭いのです。私がほんの少し目を逸らせたり言葉に詰まると、そこに疑惑の臭いをかぎつけ、執拗な尋問を始めるのです。誰も妻の尋問で嘘を突き通すことはできません。
私はなにも後ろめたいことはしていないと明言できるのに、妻の追及から逃れるためには犯してもいない罪を自白しようかと思うくらいです。


「うち、や」


「はあ!?うちて、おかあさんとこかいな。
 わざわざおかあさんとこ行くくらいなら、
 どっか食べに行ったらええねん。
 どーせ余計なこというたんやろ。こずかいもおうてへんとか」


(そんなこと言うか!恥ずかしい!飯代もろてへんのは事実やけどな)


この反応でようくおわかりになると思いますが、妻は母つまり姑の生活様式、お金、いわばすべてに反感を抱いております。同様に母も妻には良くない印象を持っております。お互い様のどこにでもある嫁姑問題ですが、係わり合いにはなりたくないです。


「なに食べたんや!」


(なんでもええやんかあ。もう許してえな)


「・・・ハンバーグや」


「ハンバーグ?
けっ、マルシンハンバーグかいな」



自分で言って納得しておりますので、あえて訂正はしませんでした。
私が妻の正視に堪えきれず視線を逸らせたことに気づいたようですが、あえて深追いしませんでした。妻は自分に不都合なことも直感的にわかるようです。
今後は腹がへったからといって、手軽に済ませることは自重しようと心に命じました。





posted by ガスダスト at 21:50 | Comment(8) | TrackBack(0) | 日記

2005年08月26日

セロリの主張

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今晩のオカズは、
----
八宝菜
トマトの中華ドレッシング
水菜のおひたし
マカロニサラダ
----
というメニューでした。

エビの赤い色が、他の野菜の白さのなかで引き立っておりました。
水菜のおひたしのグリーン、トマトの赤、彩り豊かなオカズです。


「あした仕事になったわ」


「わたしもや」


「そうかあ。せっかくの休みやのになあ」


いつもは食事のメニューが会話の中心になりますが今日は突っ込むところが見つからず、ごく普通の当たり障りのない話題から始まりました。


「このトマトにかかってるドレッシング、ガーリックが効いててうまいやん」


「買うてきたもんほめんと、手作りのメインディッシュをほめんかいな」


「へっ」


「どや?」


というわけで八宝菜をいただきました。

平穏な時間は長続きしませんでした。
期待を裏切らないのが妻のすごいところです。


「・・・なあ、なんで『セロリ』入ってんねん? 
 きのうは言わんかったけど
 昨日の野菜炒めにも入ってたでえ
 エビがセロリに負けてるやんかー」


「なんで?おかしいか」


「やっぱさー、あわんと思うねん。『セロリ』はさー。
 どこの料理本見ても『セロリ』入れえて書いてないで」
 苦いやん。『セロり』はもっと別のところで主役はってもらわな」


「繊維がいっぱいあって、ヘルシーや。健康第一やで」


「いや、言わんとするところはようわかってんねん。そやけど適材適所や。
 素材の味を生かす料理があって、『八宝菜』に『セロリ」はあわんて言うてんの。
 『野菜炒め』にも普通入れへんねん」


「ほんまうるさいなあ。文句いわんと食べ!
いろんな野菜が入ってんのやから
『八宝菜』いうねん。
『セロリ』は野菜とちゃうんか?」



セロリが野菜だということは、言われなくてもようくわかっております。
こういう根本的な論争になってくると、私が言いたかったことが妻に伝わる可能性は限りなくゼロに近くなってきます。
こういうときは、素直に矛先を変えます。

「なんでマカロニサラダに『セロリ』が入ってへんねん!
サラダに入れんかい」

 

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2005年08月25日

ふたつでーも、一品♪


「ただいまあ」


「おかえりい。今日は炒めモン、二品やで」


「そうか」


わざわざ炒めモンというところに若干怪しいところが感じられましたが、突っ込まずに流してしまいました。

テーブルにはお皿が二つ並んでおり、片方には「キャベツの炒め物」、もう一つには「肉と野菜の炒め物」が盛られておりました。

「キャベツの炒め物」は、私が学生時代、自炊をしていた頃によく作っていたものとそっくりです。
キャベツを油で炒めてしょうゆで味付けした「シンプル」な料理です。

妻のオカズについて「シンプル」という表現をよく使います。
この言葉は通常獲れたての魚の刺身にしょうゆを少しつけていただくと「ぜったいウマイ」に違いない、というような素材の良さと、それを生かした料理方法に直結する場合が多いのですが、妻の「シンプル」はかなり違います。
カンターンとかタンジューンとか、手がかかっていないとか、素材の「まんま」等々、という意味で使用しており、けっしてホメているのではありません。

もう一品の「肉と野菜の炒め物」はピーマン、たまねぎ、にんじん、肉、セロリ(?)が入った普通の、いや「セロリ」が入っているので、少し変わっています。
セロリは多分冷蔵庫の野菜室の奥深くから化石化する直前に発掘されたのでしょう。

この二品ですが、なぜか見た目にも、料理が持つパワーにも差が感じられませんでした。

私は「肉と野菜の炒め物」を皿の片方に寄せ、空いたスペースに「キャベツの炒め物」を箸でゾロリと置いてみました。
そうするとなんと、二つの料理は「一体化」してひとつの「肉と野菜の炒め物」になったではありませんか。
違和感もなく、まるで元からひとつの料理だったような。


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「ほれ、一品になってもうたで」


「げっ、なにするんや。せっかく苦労したのに」


苦労・・?・・・いただいてみました。
セロリの苦味が際立っております。


「味付け、おんなじやんけ。セロリでごまかされそうやけど」
(なんでや? 真相がわからん、どうなってんねん)


「細かいこといいなさんな。ええやんか、味が同じでも。皿が違おたら二品や。
 一品デーンとあるより、はなやかやろ。
 いっつもあんた言うてるやん。
 『オカズの数が少ない!』とか『バラエティがどうのこうの』とかさあ」


「そらいうとるけどな。
 同じ味のモンがいくつあっても数的には『ひとつ』ちゃうか。
 どういうこっちゃ、これは?」


「ひとつのフライパンで、一回でつくって分けた、ということやん」


「そんなめんどくさいことすな。あほらし」


「苦労したていうたやろが、キャベツだけわけるのに」


まったく苦労の方向が後ろ向きです。









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2005年08月24日

今日の朝定食、いやいや晩御飯です


まあ見てください。
今日の朝御飯、ではなく晩御飯です。
ごらんになればわかると思いますが、念のためメニューを記載します。


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【メニュー】
焼きしゃけ
納豆
冷奴
なすの漬物
以上。


「ん?」


「不満か?」


「いやみか、これは?」


「なんでやねん」


「朝メシやんけ、これ。今仕事から帰ってきたばっかやで。
 そやのに、また仕事行けって主張しとるで、納豆が」


「あんたの健康を考えた末のメニューや」


「健康考えとるというよりは
 晩飯のメニュー考えるのをあきらめた、っていう感じやで」


「粗食、腹八分目こそ健康の秘訣」


「なんちゅうかさあ、一日を締めるみたいな晩飯のほうが
 ええと思うんやけどなあ。明日への活力が沸くというか。
 朝、昼、夜という『けじめ』がつくやんか。
 これやとさあ、朝、昼、朝やでえ」


「文句が多いなあ。そやったら、目玉焼きでもつくろか?」
(真正面から勝負してくるやんけ、挑戦的やなあ)


言いたいことをはっきり言い、お互いの悪いところ良いところを認め合って共に成長していこう、というのが理想ではあるのですが、なんというか野球のピッチャーが二人向かい合って球を投げているみたいなもので、球を受けるキャッチャーがいないのです。ですから投げた球はガンガン相手に命中しますね。ただこれだけははっきりしておりますが、コントロールと球の威力は妻のほうが上です。


「玉子焼きにしてくれんかなあ」
(小さいけど、こだわったろ)


「えー、めんどくさいなあ、それやったら自分でやってんか」


「ええわ、もう。目玉焼き追加!」
(勝負して勝とうと努力するのがめんどくさいわ)


「ごめん、タマゴなかったわ」


「・・・」
(最初からタマゴないの知っとたんちゃうか!)




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2005年08月23日

新メニュー誕生の瞬間!

「ただいまあ」


「おかえりー」


(ここまではいつもとおりやったね)


「おっ!」
(気ーゆるしたら、驚いてしもうたがな。
 珍しくオカズ・フルラインナップやんけ)



「久しぶりやな、そのリアクション。
 早よう食べえや、冷とーなるで」


「めずらしー・・・」
(オッと、口がすべったがな。
 余計なこと言うて刺激すると、
 どんな反撃がくるかわからん。
 黙って食べよ)

 

食卓の上には、なんと数日ぶり、いや数週間ぶりのオカズ4品オンパレードです。
「野菜てんぷら」、「麻婆茄子」、「ひじきと豆の煮物」、「里芋の煮物」です。
このように日ごろあり得ない対応を目の前にすると、何かしら「裏」があるのではないかと勘ぐってしまうのですが、「手料理」かつ「オカズの数が多い」という目の前の事実は強烈で、私は常々遠慮なく「恨み節」を心のそこで叫んでいたことを反省してしまいました。

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「いただきますよー」
(感謝、感謝)


「どーや?」


「・・・てんぷら冷えてるデー」
(油っぽいがな。すんなり喜ばしてはくれんね。)


「てんぷらは揚げたてが一番や」


「そんなん、わかっとるがな」
(おれが食べてるこのてんぷらは冷たいというてんねん)


「いつ帰ってくるかわからんのに、揚げたてだせますかいな」
(えっ、聞き間違いか?)


「揚げたらええやんか」


「私も晩御飯食べるんやで。二回も揚げられますか?」


「・・・・」
(なんというか、理屈が理屈になってへんがな)


「そのかわり麻婆茄子は暖かいで」


「そのかわりて、おかしいでー、『そのかわり』は」


「ぐたぐた言うてると冷えるで」


ここで激しく抵抗すると、どうなるか先が見えませんのでこの程度で切り上げ
麻婆茄子をいただきました。

確かに麻婆茄子はあたたかかった。

しかし、茄子は「溶けて」姿カタチがありませんでした。


「なんやこれ、茄子あらへんやんか」
(皮はところどころ残ってるけどなあ)


「いつ帰ってきてもあったかいのが食べられるように
 火にかけといたから、消えてもうたんちゃうか」


なんと新メニュー誕生。
麻婆「煮込み」茄子です。

 


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2005年08月22日

「なにより」も大切なモノの前に勝てるモノなし


「ただいまあ」


「・・・・」


「ただいまっ」


「・・・・」
(返事せーや。オレが無視すると烈火のごとく怒るやんけ)


妻は目の前におりますが返事がありません。
パソコン画面を食い入るような目つきで見ています。
多分来日間際のヨン様についての情報交換を公式サイトで行なっているのでしょう。

トイレに行って帰ってくると、テーブルにはオカズが並んでおりましたが、
お箸とご飯はセッティングされておりませんでした。


「箸がないでー。ご飯もないでー」
(聞こえてるかあー?)

まったく反応がありません。
このくらいのことで事を荒立てるのも大人気ないので自分で準備しました。

オカズは「鶏肉と野菜のしょうゆ煮」。
妻はこの料理をテレビのお酢のCMで覚えました。
万田久子さんが出ていたと記憶しています。
CMでこと細かくレシピを説明するわけではありませんので、イメージだけをつかみ自分なりに作ったのです。
非常にまれですが、この料理は成功しました。
このとき私は不覚にも「ウマイ」といったものですから、その後しばらくはネタに困ると頻繁に登場したメニューです。

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ほかには、「山芋」「豆腐」です。
あまりにもわかりやすいです。
昨夜の残りです。
なんら加工せず「まんま」登場です。
まあ素材としては出てくると思ったのですが、淡い希望を持っていたのも事実で、
若干の加工はされていると期待していたのが間違いでした。
メインメニューの味の濃さのおかげで、それほど気にはなりませんでした。
そこまで計算していたとは思えませんが。


「ごちそーさん」


「・・・・」
(まともな礼儀には反応せえへんのかあ)


「明日はやいでー。ちゃんと起きてや」


「・・・・」


「6時起きやでえ」


「えっ、あっ、ご飯食べてや」
(あー、やっとれんわ、ほんま)



コミュニケーションの時間差が発生しております。
すでにブームは下火かと思っておりましたが、いまさらながらヨン様の偉大さを再認識しました。


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2005年08月21日

お客様は神様です


今日は近所の奥様方が地域の子供たちを集めて日帰りキャンプに行くというので、お手伝いを兼ねて参加しました。

子供が中心になって昼食を作るのを、大人が炭を熾したりガスの調整をしたりしてお手伝いしました。

メニューはキャンプの定番料理「焼きそば」と「フランクフルト」、それに「おにぎり」でした。
「焼きそば」はキャベツ、にんじん、ピーマン、豚肉入りのソース味でした。作り始めた頃はよかったのですが材料の量のバランスが悪く、(人数が多いので何度かに分けて作りました)、三回目くらいには、にんじんとピーマンと豚肉は欠品状態で、キャベツオンリーの焼きそばになってしまいました。
ひととおりみんなに「焼きそば」がゆきわたったあとには、まだ封を開けていない十数玉の焼きそばが残っておりました。
ちなみに材料調達担当の一人は妻でした。

まあ、この時点で残った「焼きそば」は関係者で山分けとなり、結果的に我が家の夕食のテーブルに上がるというラインが引かれてしまったのですが、私の予想を裏切る展開となりました。



「晩飯は、やっぱ焼きそばかあ?」


「そんな芸のないことせえへんでー」


「えっ、ちゃうんか?」

(昼=ソース焼きそば、夜=揚げそばに中華風あんかけ、ならええが、焼きそばを使って大胆にラーメンにするとか、どういう予想不可能な展開が待っとるんや。不気味や)


さまざまな想像をめぐらせ食卓につこうとすると、なんと近所の子供が座っているではありませんか。
事情を聞くと、子供たちの親はキャンプの反省会をやるので妻が子供たちを夕食へ招待したそうです。

妻は子供たちの要望を聞き、「肉野菜炒め」を作りました。実際のところは「(肉+野菜+?)炒め」です。
肉+野菜+?というところがミソです。
「肉野菜炒め」という表現だと、肉と野菜が融合しているという感じですが、「肉」と「野菜」のそれぞれの主張がかみ合っておりません。
さらにそこには「?」が加わっております。
「?」とは「こんにゃく」です。
微妙な取り合わせですが、肉の前には小さな存在です。

【材料一覧】
牛肉
春菊
こんにゃく
山芋

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山芋がこれまた微妙な存在で、「おれが野菜代表だ」と主張し肉と反目しあっておりますが、焼肉のタレを使っているので、それなりの味になっております。
子供たちも食欲に任せて白いご飯のおかわりなどしております。
かわいいものです。


「子供ら、どやうまいか?」


「おいしいわ、これ」
「おばちゃん、うまいでー」
(なんと、人の心をつかむのがうまいんや、子供というものは。人が喜ぶ「ツボ」を押さえとる)

「どうや、評判ええやんか、あんた、味はどうや?」


「まあまあや」
(わいには子供の心はすでにあらへん)

「子供は素直やなあ、ウマイモンはウマイという。これ大切やで、ほんま。あんたも素直になりーな」
(まずいモンをまずいと正直にいうと、怒り爆発やんけ)


「おばちゃん、オカズこれだけ?」


「うっ」
(怖ろしや、子供の一直線。結果を恐れぬ発言。よう真似せんわ)


「これでも食べとき!」


妻は一転表情を曇らせ、冷蔵庫から出した木綿豆腐を半分に切り皿にのせドカーンと子供たちの前に置きました。

「おばちゃん、しょうゆ取ってえ。鰹節とかないのお?」

(こら、それ以上口を開くな。おまえらは家に帰るんやからええけど、わしはここずーっとおるんやどー)

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2005年08月20日

「無謀なチャレンジャー」とはおまえのことやで


昨日私は有給休暇を取り、本日の土曜日とあわせて妻と一泊二日の旅行にでかけました。
お盆中はどこへ出かけるにも渋滞、混雑などで会社で働く以上のストレスがかかりますので、例年少し休みをずらしています。

海の近くのホテルへ宿泊し、プールで泳いだり、プールサイドのとても若い女性たちの水着姿を観察したり、温泉にゆったりつかったり、トレーニングルームというところで生まれて初めてノーチラス(?)マシンというものを使ってみたりしました。

心の隅の方では妻の存在をナイフの刃のようにちらちら、そしてちくちく感じるのですが、まあまあ人並みの心の安らぎを得ることができました。

夕食は妻が調べてきたホテル近くの安くてウマイという評判の魚料理のお店でした。
こじんまりした飲み屋のようなつくりで、4〜6人がゆったり過ごせる小部屋がいくつかありました。
妻と私はそのような小部屋の一つでお店のおすすめコースをいただきました。

トーゼンですが、私は車の運転という任務があり、妻はその任務は早々に放棄しており、
最初にでてきた地元の新鮮な魚のお造りをいただく段階でビンビールを一本こなし、間髪入れずに焼酎の水割りに移っておりました。

お造りのあとに出てきたのが、てんぷら、そしてその後に「問題」の料理が出てきたのです。
それは「むつのつみれ汁」と「ゆりね饅頭」でした。

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いずれもそれはそれはおいしいものでした。

妻はこの料理を運んできてくれた若い仲居さんに質問を始めたのです。

「このつみれはどうやって作るん?」
「しょうがとかいれるんやろ?」
「皮とるんかな?」

「そんなんきいてどうすんねん?」

「あんまりおいしいんで、チャレンジしよと思うて、聞いてんねん」
(チャレンジて・・・頼むやめてくれ。もう酔うてん
 ねんから、気が大きなってんねん。
 そんなん作れるわけないやろうが!つみれは冷凍で
 ええねん。)


「ゆりね饅頭て、じゃがいもでできてんの?」
(あほか、おまえは。わからんことは黙っとけや。
 知らんことを知らんとはっきりゆうことは恥と
 はちゃうんやで、なんでも自分の知識だけで
 答えだしたらあかん)


「ゆりねはゆりの根っこのことやんか、知ってるやろ、なあ。小学校の教科書にのってたやん。戦時中食べもんがないとき、ゆりのねっこ食べて助かったて話」

妻の恥を世間様にさらすのを避けようとしたのですが、最後のフォローは方向がずれていたようです。

矢継ぎ早の妻の質問に、仲居さんも最初のうちは丁寧に答えておりましたが、妻の遠慮なさと、私たちのできそこないのボケツッコミにそのうちうんざりしたようで、答えがどんどんぞんざいになってきました。

料理を持ってきてから帰るまでの時間がドンドン早くなり、私と妻とそれぞれお皿や椀を丁寧においていたのですが、最後のほうは「これ回してください」などという応対に変化しておりました。
一方、妻はかなりできあがってきておりました。

最後に「しぐれのお茶漬け」が出てきました。
ご飯の上に海苔を敷き、しぐれをのせて熱いダシをかけた、それぞれの素材にはこだわりがあるのでしょうが、作り方はとてもシンプルイズベスト料理です。
妻はこのお茶漬けをデザートで一緒に出てきた蕨もち用の小さなフォークで食べながら最後に決めてくれました。

「これウマイ!なあなあ、
これどやって作るのん、これ?」
(お茶漬けはつくれるやろ、おまえ)



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今朝ほど昨夜の出来事をどの程度記憶しているのか妻に聞きましたが、「お茶漬けはうまかった」くらいしか覚えておりませんでした。
「むつのつみれ汁」の作り方は幸いにも忘れたようです。






posted by ガスダスト at 15:13 | Comment(4) | TrackBack(20) | 日記

2005年08月19日

またもや飲み会「鯛めし」

昨夜はお取り引き関係の会社の方と飲み会でした゜
鯛料理の老舗でコースのすべてが鯛尽くし。
なかでも秀逸だったのがあら煮と鯛めしでした。
あら煮は生姜がきいていて白いご飯に煮汁を少しかけて食べるととてもうまく、
鯛めしは鯛をでんぷ状態まで炒ってあってだしで炊いたご飯との組み合わせが絶妙でした。

うまい食べ物は人に寛容をもたらすようで、
帰宅すると妻は数本のビールを空け居間で寝ておりましたが、
私は特に怒りなどのマイナス感情を抱くこともなく、
かといって
優しく起こしてあげるようなこともせず、
就寝しました。

posted by ガスダスト at 06:53 | Comment(10) | TrackBack(0) | 日記

2005年08月17日

やればできるやんけ。しかしいつまで続くか

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「おっ」

「なにその驚きようは?」

「なんや今日の晩飯はまともやんけ」

「あんたが晩御飯写真とってんの、知ってんねんで。
 会社でみんなに見せて、同情かってんのとちゃうの。
 うちの嫁の飯はこんなひどいんやでえー、とか」

(げっ、ばれてもうたがな。おまえの想像以上やで。
 会社でそんなん見せるかいな恥ずかしい!
 やっとることはもっと露出度高いデー)


「いや、そんなんやのうて、自己管理の記録や。
 体調を維持するために、食うたもんを記録しといてやな
 足りない栄養分・・・」

「栄養が足りんのかいな」

(足りんでー)

「いやそうやのうて、栄養の摂りすぎに注意するためやがな」

「ほら、写真とらんかい」

「は、はい」

「明日みんなに見せるんやで。
 うちの嫁はこんなしっかりしたモン作ってんのやで、とね」

晩御飯がまともだったのは、嫌がらせが入っていたようです。
このような比較的まともなオカズはありがたいのですが、
いったいいつまで続くのでしょうか。
posted by ガスダスト at 22:12 | Comment(4) | TrackBack(1) | 日記

2005年08月16日

飲み会は寿司ではなかった。ホッ。

本日お昼の地震は、震源地から日本の長さ半分くらい離れていたのに
椅子がぐらぐらして前のめりにこけそうでした。

夜の飲み会は会社近くの魚料理のお店でした。
寿司ではなくてよかった。
ですが、魚中心で「いか」「さんま」「ひらめ」のお刺身がメインでした。
締めくくりに、ご飯と味噌汁を食べたので、寿司食ったのとあんまり
かわりませんね。

帰宅すると妻は「ヨン様」サイトのBBSへ書き込み中でした。

その熱心さを晩ご飯作りへ生かさんかい!
といいたかったが止めました。
posted by ガスダスト at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2005年08月15日

またもや寿司。寿司はスキですが。

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「ただいま」

「おかえり」

「今日はなに・・・」
(なんやテーブルに寿司があるやんか。今晩も寿司かいな。
 そら寿司はウマイし好物や。食えるモンなら飽きるまで食いたい。
 がしかし、この寿司はどう見ても、どこかの寿司屋の握りやない)


「見ての通り寿司です」


「昨日寿司食ったやんか。覚えとらんか。これは何処の寿司や?」
(連夜の寿司攻めや。昨日の寿司ネタのタコは凍っておったし、
 今日の寿司はスーパーの出来合いや。絶対)


「スーパーのや。あかんか?わてが寿司食いたかったんや」

「おれは違うご飯がよかったんやけどなあ」
(昨日寿司食ったんわかっとるやろうが。この自己中心的×○△!
 自分が食うのはええが、なんでわてのをカツどんにするとか
 天丼にするとか、思いつかんのや、ホンマ)


「食わんのなら、わてが食べます」

「いえいえ、いただきます」

ついこの間も連夜オカズの重複事件があったばかりなのですが、
学ぶということをしないようです。
私は子供の頃、寿司を腹いっぱい食べて腹痛を起こし
2日ほど悶々と過ごしたことがありそれ以降何年か寿司を見るのも
イヤだった時期がありました。
そのときのことを思い出しました。
そういえば明日開催される会社の飲み会は寿司屋だったような気がします。
いくら何でも三夜連続寿司はきつい!
明朝真っ先に確かめねば。
posted by ガスダスト at 21:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2005年08月14日

心にもない「思いやり」を見せるな!

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本日は妻の実家のお父様お母様と一緒に夕食ということになり
近所の和風レストランで「寿司定食」をいただきました。

妻は気を利かせたのか、下心があるのか、何らかの戦略があるのか、
多分実家の親御さまの手前、権力を振り回すのはまずい
という判断でしょうが、車の運転をやってくれることになり、
私は遠慮なく「レモンチューハイ」をオーダーしました。

タコが凍っていたことをのぞき特にどうということもなく食事を終え
帰宅しました。
妻は冷蔵庫から缶ビールを出しこれまた遠慮なくぐびぐびいっていました。

「ビールは缶より生がええなあ」

「さっき飲んだらよかったんや」
(嫌味いうくらいなら、『ビールが飲みたい』と正直にいうたらええねん。
 力関係からいうて、運転もやってやるがな)

「あんた差し置いて自分だけ飲めますかいな!」

言行一致を心がけなさい。
その気持ちにいつわりはないのでしょうか。
時と場合によって都合よく『思いやり』を
使い分けるのはやめましょう。


posted by ガスダスト at 22:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2005年08月13日

料理の神様が舞い降りる可能性は「ない」

週末の土曜日、夕食の時間が近づいてくると
スリリングな緊張感が走ります。

妻が手作りでオカズを作るのか、
外食をするのか、
貴重な週末の夜を楽しめるのか
それとも地獄へ突き落とされるのか、
その分かれ目を迎えるのです。

妻が夕食を作るということになると、
私は翌週への活力を根こそぎ奪われてしまいます。
うまいものを食べるという基本的な欲求を実現し、
舌で味わうことが私の活力なのです。


本日は手作り料理でした。

「今晩のおかずは?」
(無理せんでええで。人には得意、不得意というものが
 あるんや。自分の能力を冷静にみつめたりいな)


「これから作るんや」

「えっ、なんか食べに行かへんか?」
(あきらめられんがな。反抗するでえ)

「あかん、金がない」

「そーか、・・・なにつくるんや」
(この理由を跳ね除ける力はあらへんがな。
 ここはあきらめるとして
 あとは、メニューの問題やな。
 なんとか食べられるものを作らせなあかん)


「オカズは納豆と味付け海苔や」

「ん、そら楽しみや!」
(納豆と味付け海苔は料理かあ?
 そやけどある意味、助かったわ。味が予想できるがな)


質素こそ人間の本分です、という声を大きくして
私の主義と言いたいのですが、贅沢は魅力です。
でいれば贅沢がしたい。
うまいものが食いたい。
質素にうまいものを食べる、これを実現するためには
料理の腕、感性が必要なのですが、あいにく神様は
妻に授けなかったようです。




posted by ガスダスト at 21:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2005年08月12日

まったり熟れた五目海鮮ちらし

昨夜は会社関係の飲み会で、「モノマネ」パブへ行きました。
モノマネ版矢沢永吉、玉置浩二の二人のショーでおおいに盛り上がりましたが、
雑居ビル最上階の狭い空間にびっちり詰め込まれて拳を突き上げ、タオルを投げ、叫んでいても
頭の中の端のほうでは、今火事になったら死ぬなという恐怖を忘れることはできませんでした。
この店では、ほとんど食べ物が出ずビールでしか腹を膨らませることができませんでした。
二次会はまったく客のいないカラオケパブで、入って飲み物をオーダーする前に
「たこ焼き、出前でよろしく」と全員の意見が一致し、たこ焼きがくるまで沈黙の時間。
私はたこ焼きをたべて、さっさと帰りました。

妻には飲み会があることを連絡済で、帰宅すると案の定すでに就寝されており、
私もバタンキューでした。

今日はどこからもお誘いがかからず定時に帰宅しました。

「ただいま」

「おかえり」

「ご飯は?」

「ありますよー」
(なかったら困るがな。あるとかないとか基本的なことを
 聞いてるんとちゃう!何か、というより発展的な質問を
 しとるんやんけ。わからんか?)


「で、何?」

「じゃん、海鮮五目ちらし。お吸い物つき。おまけにビールつき」
(鬼の首とったみたいに騒ぐな。どれどれ海鮮とは如何に。
 そういえば昨夜台所のシンクの横に永谷園五目ちらしの元が
 あったなあ)



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「まあ」

「その『まあ』は、おいしそうやなあという驚きか?それとも『まあまあ』
 の半分という意味か?」
(ええやんけ、どっちでも。比較的まともやで突っ込むタイミングを逃した
 だけや)


「いただきます」

とビールを飲みつつ、アオサの吸い物をすすりつつ、鯛にしょうゆをつけ・・・?
鯛の裏には大根の千切りが引っ付いているではありませんか。
なるほど、妻は『知恵』を絞り想像力を限界まではたらかせ、単なる五目寿司に
スーパーのお刺身を乗せることで、海鮮ちらしに変身させることを思いついたのです。

やっとここまで成長したのです。
まだまだ先は長いのですが、日々少しずつ歩み前進することが大切です。

今日は素直に「よくやった」といってあげたい。

「なかなかいけるやろ」


「ごちそーさん」
(ここで、うまいやんけーとかいうと、五目海鮮が好物やとおもわれ
 1週間も同じメニューやとかなわんので、慎重にことばをえらんで
 最低限のマナー遵守にとどめてやった)

 


食事を終え、食器を台所のシンクへ運びました。
シンクには無造作にお刺身の入っていた白色トレイが、ラップが半分はがれた
状態で投げ込まれていました。
なんの意図もなくラップに貼られている『ラベル』を見ると、
賞味期限:8月10日(水)とあるではないですか。
2日すぎてますね。

「さっきの鯛、賞味期限すぎとるやんけ!」

「うちの冷蔵庫は魔法の冷蔵庫や。大丈夫やて気にすな」

(そやったらシャープはサリーちゃんのパパが
 経営しとんのかい!?)




posted by ガスダスト at 22:31 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2005年08月10日

食材の組み合わせがポイントやで!これはないやろうが・・・親子丼篇

「ただいま」

「おかえり」

「きょうの晩御飯は?」

「親子丼でーす」


ここまでの会話は非常にシンプルで、どこの家庭でも比較的頻繁に
交わされているものだと思います。
普通ですと、夫は妻の手作りの晩御飯の食べ、「おいしいね」の
一言をこころから素直に言い、家庭円満ということになるのですが。

「いただきます」

「どうぞ、どうぞ」

一口食べて、ムッ何かが違います。
親子丼の味はするのですが、歯ごたえがおかしいのです。
鶏肉はオーケー、卵もオーケー、ねぎか・・・これもオーケー、
たまねぎが、「違う!」。
ダシで染色されているものの、その白さは残っており四角く
一口大の大きさはたしかにたまねぎなのですが、食べてみると
その歯ごたえはシャキではなく、ザクッという繊維を噛み切ると
いうたまねぎ独特のものではなく、割れるという感じがします。

ようく見ると、その物体は「やまいも」でした。


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「なんやこれ『やまいも』やんけ。
 こんなん親子丼へ入れるか。初体験やわ」


「わたしオリジナルや。文句いわんの。手料理食べられるだけ
ありがたいと思いな」

「たまねぎないんで、冷蔵庫あさって『やまいも』がのこっとたんで
入れただけやろが」

(ほんま、なんでもかんでも放り込んだらええと思うてるな、おまえは。
食材の組み合わせは、味、色、食感で最適なものがあるんやでえ。
定番の食材を組み合わせてウマイもんがあるんやで、ほんま)


「しつれいな、やっちゃな。新しい親子丼に挑戦したんやないか。
文句いうんやったら、食べんといて!」

(ここで『いらん!』というと、明朝からの食事が永久に支給されない
のがわかっとんで、屈辱に耐えて敢えて折れたるわ)


「いえ、いただきます」

「それでええのんやで。味も大事やけど、食べられるということ、
忘れたらあかん!」


料理は想像力だと思っています。
この食材とこれを一緒にしてこの味付けで、と想像力を膨らませて
チェレンジして料理はうまくなっていくのです。
しかし妻の場合、想像力があらぬ方向を向いているため、
プラスの結果が生まれた試しがありません。
いまさら何を言っても、出来上がってしまった人を矯正するのは
難しくこのさきどんなオリジナル料理をいただけるのか、
恐怖さえ覚えるのです。
posted by ガスダスト at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

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